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黒魔法と黒魔術の違い。

勇気です、こんにちは

いっぱい書きます

教室が、いや、世界がさかさまになった。

気が付いたら僕は天井にくっついていた

立てなかった、立ちにくかった、古い学校の中で響いていた生徒の声が突然やんだ。

でも僕は別に何もしてないぞ?板の下に大量の切り傷があったやわらかい鉄の箱があったんだ

それにちょこっと触っただけだ、ちょこっとな?

だけどおかしい、鉄が柔らかい?いいや、さかさまになるのも相当おかしいが。

僕は考える前に立つ努力をした、足は震えているが何とか立てた

すると僕の後ろからどすのきいた声が聞こえた

「なんだ、クソガキかよ」

振り向こうとすると僕は地面に落ち、頭を激突した、痛い。

板の下にあった箱にもう一度触ろうとすると、そこには箱ではなくビンビールがあった

しかもイタリア産のもので値が付きそうだ、僕はさっさとビールをリュックの中に乱暴にぶち込んでわっくわくで帰っていた。

帰り道、僕はなぜか足元がふわふわした。

リュックの中のビールの瓶が、カラン、と鳴った。

……何か、忘れてるような。

いや、気のせいか。

初めてのビール!しかも高そうなものだ!先生か誰かが隠したのかな?!

だとしたらラッキー!!

家に帰ったら飲もう!冷やして飲もう!

僕は家についてから玄関を開けて一言

「ただいまーー!」

といった。

「おかえりー!」

母と父が同時に答えた

実はまだ言っていなかったが僕の家は一階と二階がある、だけどおかしいんだ

おかしいということに気が付いたのは中学二年の時だった。

僕は自分のゲームをしながら階段を下がっていると足を踏み違え、落ちてしまったのだ

その時足は階段の壁に激突、穴が開いたのだ

中を見てみると大きな空間があった。

ほこりまみれの空気がふわっと立ち上がり、鼻についた。

そこは一階と二階のはざま、1.5階だ!

ろうそくで中を照らすとコンセントがあった、それはこの空間が設計ミスではなく

意図的に作られたということを示す、中に頭を突っ込むと異臭がした

まるで死のにおい、血の匂い、古いにおい。

だからあの時はお母さんの香水を使って中をいい匂いにしていたが、さすがに香水にも限度はあった

中は香水で隠し切れないくらい臭く、危うく吐き出してしまうところだった。

だから今ではスーパーで買った場所をいい匂いにする商品を二日に一回シュッシュしている。

そして今高校二年生の冬、僕はここを秘密基地にしている

自分のお金で買った冷蔵庫も、ledライトもある

壁には僕が書いた無数の絵を張り出していた。

僕はリュックからビールを取り出し、小さな冷蔵庫に入れた。

2024年と2008年、この二つの年に何が起きたのだろうか?

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