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第61話 樹海の遺跡

《登場人物》


ラフィア  詐欺師、男


ティムール  兵士、真面目な性格、愚か者、男

(第61話 樹海の遺跡)



樹海



ラフィア (*´ω`*) 「さぁ着いたよ。」


ティ厶ール (・_・;) 「ここですか?廃墟にしか見えませんけど」


ラフィア (^_^) 「一見ただの廃墟に見える。けど実際はそうじゃないんだ。ここにはお金持ちになるための秘密があるんだよ」


ティ厶ール (。・・。) 「秘密…。」


ラフィア (゜-゜) 「あぁ、だから信用できる人しか案内しないんだ。ティ厶ールくんは今では正規の会員だし、ここに入る資格がある。けれど、私達は会員以外には誰にもこの場所を教えていない。ここへ来たことは誰にも内緒だよ?」


ティ厶ール (・・;) 「わかりました。それで、ここには何があるんですか?」


ラフィア (゜∀゜) 「お金持ちになるための試練があるのさ。私も過去に入ったことがあってね、大した成果は上げられなかったけど、この遺跡のおかげでお金持ちになれたよ。」


ティ厶ール ( •̀ㅁ•́;) 「どんな試練なんですか?」


ラフィア (´∀`*) 「ダンジョン攻略だよ。下の階層へ行くほど高価なアイテムを入手できるんだ。途中で帰還用のアイテムが手に入るから、納得できるまで頑張ったら戻ってくればいいよ」


ティ厶ール ( ・ั﹏・ั) 「そんな…。ダンジョンに入るってわかっていたら街の道具屋でいろいろ準備してきたのに。どうして教えてくれなかったんですか?」


ラフィア ( ・ิω・ิ) 「先に進むためのアイテムは現地で調達できるからだよ。武器も食料も中で手に入る。これは試練なんだ」


ティ厶ール (。ŏ﹏ŏ) 「僕にできるでしょうか?」


ラフィア ლ(´ڡ`ლ) 「できるとも。ティ厶ールくんは選ばれた戦士なんだ。優秀な成果を上げられればクラブ内で表彰されるから頑張るんだよ」


ティ厶ール (TдT) 「ありがとうございます。ラフィアさんに付いてきてよかったです」


ラフィア (;・∀・) 「そんな、泣くほどのことじゃないだろう?ここまで来れたのはティ厶ールくん自身がこれまで頑張ってきたからだよ。私は当たり前のことをしたまでさ。」


ティ厶ール (*_*) 「本当になんとお礼を言えばいいか…。」


ラフィア (´・ω・`) 「お礼なら戻ったときで構わないよ。それじゃ、行っておいで」


ティ厶ール (๑•̀ㅁ•́๑)✧ 「はい、それでは行ってきます。」



(5分後)



ラフィア (ー_ー) 「行ったか…。間抜けな奴だ。この廃墟の地下が脱出困難なダンジョンだということを知らずに裸同然で入っていくとは。無知というのは恐ろしいな。」



(第61話 樹海の遺跡 完)

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