第44話 悪魔
《登場人物》
アヤカ 隊員、女
ミミ 隊員、アヤカの付き人、女
悪魔の使い 地獄からの使者
(第44話 悪魔)
宿屋
悪魔の使い ( ・ิω・ิ) 「お前か、アヤカというのは。探したぞ」
アヤカ (・д・) 「悪魔が人間界に何の用?」
悪魔の使い (・_・) 「今、異世界に水の加護を受けた女が来ている。フリーシアというんだが、知っているか?」
アヤカ ( ・`д・´) 「知らないわ。その女とは関係ない。帰ってちょうだい」
ミミ (*´Д`) 「関係ないなんてヒドイです!なんとかしてあげてください!」
アヤカ (ーー;) 「悪魔と手を結ぶなんて、考えたくもない」
悪魔の使い (´;ω;`) 「貴様ら人間が悪魔について何を知っているというのだ。まさか私をメフィストーフィレス*か何かだと思っているのではあるまいな。」
アヤカ ( ・`д・´) 「同類よ。あなたたちは人間と契約を結び、魂を地獄へと導くの。言っておくけど、あたしがあなたに望むものなんて何もないから」
悪魔の使い (@_@) 「欲のないところに悪魔の付け入る隙はない。もしも本当に望むものがないならば、他者の悩みを聞くくらい問題ないだろう?」
ミミ (;´Д`) 「アヤカさん、助けてあげてください!」
アヤカ ( ・`д・´) 「くだらないわ!」
悪魔の使い (@@) 「そう意固地になるな。異世界で起こっていることは人間界とも関係している。いずれ貴様も事態の深刻さに気づくだろう」
アヤカ ( ・`д・´)/ 「何が起ころうと、自分の身のまわりのことくらい自分で何とかするわ。」
悪魔の使い (o・ェ・o) 「傲慢な奴だ。しかし、気が変わったらいつでも呼ぶがいい」
(第44話 悪魔 完)
《注釈》
メフィストーフィレス* 中世の悪魔