ゴリの生きる意味
鞭を打ち続ける艶火、それを受け続けるゴリ。
不死子が「ゴリ、もう意地張らんと殴ったりや…死んでまうで…」と言うとゴリは笑いながら「ははっ!お嬢ちゃん達を守れて死ねるなら、俺の生き方も捨てた物じゃないな!それに男から意地を取ったら、後は疲れた顔としみったれた生き方しか残らねーよ!」と言った。
艶火が「みっともないねぇ〜!女の盾になって死んでいくなんて、ゴリラらしく山で生きてりゃ、こんな所で死ぬ事も無かったのにねぇ〜!!」と鞭をバシバシと振りながら言った。
不死子とツクヨの盾になり、鞭を受けながらゴリは両手で中指を立て「バーカ!仲間と居るから生きてーだよ!仲間一人でも欠けたら、俺の生きる意味なんかねぇーんだよ!それに俺が死んでも、今から来る奴が必ずお前を倒すから、俺には何の心配も無いんだ!」とハンサムな顔で言った。
艶火は笑い「はーっはっ!私を倒す?バカはお前だよ!早くそいつを呼んで見ろよ!」と言った。
ゴリは何かに気付きニヤッと笑い艶火を指差し「ふふっ!お前もう終わりだよ!到着だ!」と言うと、ゴリ達の後ろからダッダッダッと走って来る音がした。
その音がゴリ達を通り過ぎる時に「待たせたな!少し休んでろ!」と言って、肩や頭をポンッと叩きながら艶火に突っ込んで行った。
ゴリはその通り過ぎる桃の背中に「へへっ!相変わらず主人公してるね!it's show time!」と言った。
桃は艶火の顔にパンチをお見舞いして、艶火を吹っ飛ばすと、桃は鋭い顔をして「誰の仲間に手ぇー出してんだ!」と言った。
そしてゴリ達に近寄ってニッコリ笑い「悪りぃ、悪りぃ!遅くなっちゃったか?」と言うとゴリは笑って「はははっ!brother、早かったぐらいだ!後10発はたえられたぞ!ただもう少しで新しい扉が開いちまいそうだったけどな!」と言った。
すると不死子が桃にチョップしながら「この!この!ウチら死んでたらどないんすんねん!めーっちゃ危なかったんやで!どーせウチらの事なんか忘れてたんやろ!この!この!」と言うと桃はチョップを受けながら「いてっ!いてっ!悪かったって!忘れてねぇーよ!ちゃんと間に合っただろ」と言った。
そんなじゃれ合いをしていると、艶火が立ち上がり「痛ったいねー!お前も私の鞭の餌食にしてやるよ!」と言うと、桃が笑って指差して「にゃははっ!気ー抜いてるとぶった斬られんぞ!!」と言った。
次の瞬間、艶火の目の前に天音が現れ大剣を振るいながら「艶っ!火ーー!!」と言った。
咄嗟に艶火は後ろに下がったが、お腹に深い傷を負った。
天音は悔しそうに「チッ!浅かったな!次は真っ二つにしてやるっ!!」と大剣を構え、2撃、3撃と振っていった。
艶火はお腹の傷を押さえながら、天音の攻撃をかわして、鞭で天音の足を払い「1発当たったぐらいで、調子こいてんなよ!」と言った。
それを見た桃はゴリ達に「ちょっと行ってくる!不死子!ゴリ頼むな!」と言って艶火に向かって走り出した。
艶火が倒れた天音に向かって、鞭を振り下ろそうとすると桃が刀で鞭を払い艶火を睨みつけ「俺の仲間やったな?!てめぇー許さねぇーからな!!」と言った。
続けて桃が「大剣!立てるか?」と言うと天音は「あぁ!ここでこいつを討つぞ!」と返すと桃は「あぁ!」と言って二人で艶火に斬りかかっていった。
二人がかりでドンドンと艶火を追い詰めていく。
天音の大剣が避けられれば、桃の刀が斬りつける。
桃の刀が避けられれば、天音の大剣が艶火を斬りつけた。
劣勢の艶火が悔しそうに兵達に「ちっきしょー!悔しいけどこのままだと私達の負けだね!とりあえず今回は引くよ!お前達!」と言うと敵兵達が一気に桃達に向かって来た。
天音が叫んで「貴様っ!逃げるのか!」と言うと艶火は笑って「はーっはっは!また遊んでやるから、今度は城までおいで!次は息の根とめてやるから!紅様と待ってるわ!はーっはっ!」と城の方に帰って行った。
敵兵をかき分けながら、桃と天音は艶火を追いかけるがアラガが「深追いは危ない!1度拠点に戻って体制を立て直そう」と言われ、二人は残った敵兵を片付けながら渋々拠点に戻ろうとした。
桃はゴリ達と合流して、桃はゴリに「どうだ?まだ痛むか?」と聞くとゴリは変顔して「いやっ!不死子のおかげでもう大丈夫だ!」と言った。
不死子は悔しそうな顔で「あのクソアマ!次はウチのピストルで撃ち抜いたる!」と足をバタバタさせて怒った。
続けて「でも、桃が居ないとほんま魔力回復せんな、ピストルも弾切れになってもうたし!怖いからあんま離れんといてな」と桃の近くに行った。
桃は笑って「にゃははっ!おうっ!」と言うと不死子が「せやせや!桃にお土産あんねん」と言ってポッケからゴリラのおもちゃを取り出し、目玉を飛び出させて見せた。
それを見た桃は大声で笑い「ひーひー!なんだこれっ!笑いすぎてよだれ出ちった!」と大喜びした。
それを見た不死子も大笑いして「やっぱし桃はこれ好っきやろ!」と言った。
続




