表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/125

早いか遅いか


 兵隊に囲まれた桃達。笑いながら不死子が「はははっ!我慢出来へんかった!やってもうたな!」と言うと桃も笑って「にゃははっ!どの道、俺達ならこうなる!早いか、遅いかだっ!」と言うと、ゴリも笑って「間違いないな!さて、どう切り抜ける?!」と言った。ツクヨは一人シャドーボクシングをしてやる気マンマンだ。


銀太郎が「なんだ?オメェ達!この人数相手にやる気なのか?」と言うと不死子が「おかっぱっ!あんたシャバ僧かっ?怖かったら後ろ下がっとき!ウチが守ったるから!シャバ僧ちゃん」と馬鹿にした。


そう言われた銀太郎は背中から2本の斧を取り「オノゴロの兵隊になれなかったら、おらの事面倒見てくんろな!」と言って構えた。


すると桃が笑い走り出し「にゃははっ!!1番乗りーー!」と兵隊を殴りつけた。

するとゴリも走り出して兵隊にラリアットをして「ウィーーー!」と叫んだ。

不死子はピストルをバンバン撃ちながら、片手で桃達のサポートをした。


不死子が桃に「桃!弾切れやっ!」とピストルを桃に投げると、桃は「おうっ!」と受け取り魔力を込めて不死子に投げ返した。


銀太郎は2本の斧を振り回して、バタバタと兵隊を薙ぎ倒して行く。

ゴリが銀太郎に「フゥーー!やるね!it's cool men!」と言うと銀太郎は「おらは反逆の為に強くなったわけじゃねぇーんだけども!」と言って斧を振り回した。


ツクヨも口を開けて[闇の息]を吐き出して、兵隊を倒していく。


桃達のその暴れっぷりに兵隊達は「なんだこの強さは!」「魔法まで使えるぞ!」「誰か早く応援を呼べ!!」と大騒ぎしていた。


すると空から大量の火の玉が降って来て、桃達を襲った。桃は「不死子!親子を守れ!」と言うと素早く刀を抜いて火の玉を斬った。

ゴリは火の玉を受け取り、そのまま投げ返し「アッチーな!」と言って手をフーフーしていた。

不死子は親子と町の人に防御魔法を使った。


不死子が「なんや?めちゃくちゃやな!誰でもかまわんのかい!桃、ゴリ、どうする?場所変える?」と聞くと桃は笑って「めんどくせぇー!このままオノゴロの城突っ込んじゃうか?!にゃははっ!」と言った。


ゴリも笑って「はははっ!それ最高!一気に国まで落としちゃうか!」と笑うと銀太郎が「おめーら、冗談はいいから、はやぐ逃げんど!あっと言う間に囲まれるかんな」と言った。


するとあれやこれやと言う間に桃達は兵隊達に囲まれてしまった。

兵隊は「君達は完全に包囲されて居る!武器を捨てて、魔法を使わずにこちらに来い!さもなくば実力行使もいとわない!」と言った。


桃が笑って「にゃははっ!馬鹿言ってんな!お前らこそ道開けないと痛い目見んぞ!」と刀を肩にポンポンさせて言った。


兵隊は「紅3鬼にも連絡をした!今なら捕まえるだけで済むぞ!抵抗すれば始末するぞ!これ以上抵抗すれば、それはもうオノゴロ国への宣戦布告とみなす!さっさと降伏しろっ!」と言った。


桃がニヤッと笑って「宣戦布告?面白いな!」と言って走り出し、手前の兵隊を一気になぎ払い「俺達とやり合いたかったら、軍隊でも引っ張って来い!!」と髪を掻き上げて言った。


兵隊達は「突撃!突撃ー!!」と桃達に突っ込んで来た。

火の玉の魔法が飛び交い、剣を持った兵隊がドンドンと突っ込んでくる。

桃達はそれをバタバタと薙ぎ倒し、道を切り開こうとするがすぐに新しい兵隊がその道を塞ぐ。


不死子が「桃ー!町の皆んな守りながらじゃ手が足りへん!」と言うとゴリが「さすが大きな国だな!兵隊がドンドン湧いて出てくるぞ!brother!このままじゃいずれ捕まるぞ!」と言った。


桃はんーと考え「不死子、俺とゴリに魔法はいらない!自分、ツクヨ、親子、町の人を守れ!ゴリッ!銀太郎!俺に続け!一点突破だ!全員俺について来いよ!」と言うと全員が「おうっ!」と言った。


桃、ゴリ、銀太郎の三人で兵隊にぶつかると、兵隊の陣形が崩れた。

桃が「よしっ!一気に駆け抜けるぞ!」と言うと、桃達の目の前から、大勢の兵隊が来て、大剣を持ち、白馬に乗った女性が「左固めて!ほらっ!そこっ!甘いと入られるぞ」指示を出していた。


そして桃達の前に現れるとその女性は桃達に「お前達!道は開いた!あの男に着いて行き、逃げろ!」と言った。

続けて女性は一人の男に「アラガ!この者達を連れて拠点まで全員で逃げろ!」と言うとアラガは「りょーかい!天音隊長は一人で平気かい?」と聞くと天音は笑い「ふっ!たかだか50程度の兵で私が止まるかね?つまらん心配しないで早く帰れ!」と言い、白馬に乗りながら兵隊達を2mはある大剣で斬り捨てていった。


アラガが桃達に「こっちだ!着いてこい!」と走り出すと、不死子が「敵じゃ無いみたいやな?」と桃に聞くと桃は笑って「にゃははっ!とりあえず着いて行ってみよう!」後を着いて走り出した。


城下町から離れ、しばらく走ると野営の様な場所に着いた。

そこに着くとアラガが「ようこそ!我らが拠点へ!」と言った。


        

           続







不死子「あっ!桃やっと来たな。どこ行ってたん?」

桃「いや、なんかさっきこれ読んでって、急いでる人に紙渡されたんだけど」

不死子「なんの紙なん?ちょい見せてみ?えーと、何々、いつも読んでくれてる皆様ありがとうございます。おかげさまで2000PVになりました。これからもよろしくお願いします。だって」

桃「にゃはは!はいっ!わかりました!って何の話し?」

ゴリ「brother!俺の予想だが、ブックマークと評価お願いしますって事じゃないか?」

不死子「何の話しやねん!いつもありがとうって手紙やろっ!ほな、ウチからも言ったろ!読んでくれてありがと!これからもよろしくなー!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ