町までお買い物
桃がいつもの様に朝ごはんを食べていたらゴリが「やっと完成したぞ!brotherの楽しみしてたゴールドチェーン!」とニコッと笑い言った。
桃は何って顔をしてから
「ついにか?ついに出来たんだな?!」と喜んだ。
ゴリが持ってきたゴールドチェーンは眩しいぐらいに輝き、とてつもなくぶっとかった。
ゴリは自慢げに
「よりキラキラとするように加工させて頂きました。それとトップには、brotherが持っていた勾玉を使い、王冠のトップにさせて頂きました。お気に召しましたか?」と桃に言った。
桃は興奮して
「最高だ!最高だよ!ゴリさーーん!」と抱きついた。
早速桃はそのゴールドチェーンを首から下げ、自慢げにチャラチャラさせた。
そして桃は「さいっこーの気分だぜ!YO!YO!」とノリノリだった。
その姿を見たゴリは嬉しそうに
「ふふっ!そんなに気に入ってくれるなんて!
でもよbrother!裸に豚の腰布じゃ様にならないんじゃないか?」と桃の股間を指差して言った。
桃は下を向き、自分の服装を見て
「確かに、、ずっと山暮らしだったから気にならなかった、、着てた服はボロボロになっちゃったしな…」とガックリ肩を落とした。
するとゴリが
「少し金も余ったし、換金しながら服でも買いに町でも行くか?調味料とかも無くなってきたしな」と桃に言った。
桃はうんうんと頷き
「にゃははー!行く!俺、町初めてだよ!ずっとじぃちゃんと村暮らしで、町には行った事がなかったからな〜」と言い上機嫌だった。
そして二人で準備をして、町まで向かった。
町に着くと皆んなが二人を指差し騒いで見ていた。
裸の豚革腰布マンと柄シャツゴリラ。
これが町に来たのだから、騒ぎになるのは仕方がない。
ゴリはそんな町民を見て、桃に言った。
「はっはぁー!brother!もう主人公ってバレてるよっ!人気者だね〜」と桃を茶化す。
桃は、はぁ〜っと頭を抱えて
「違うよ、違うんだ、、主人公にはなりたくないけど…変態はもっと嫌なんだ…ゴリ!早く服屋に連れてってくれ!」とゴリに切実に言った。
ゴリはそんな桃を見てニコッと笑い
「照れちゃって!そんな慌てるなって!まずは金を換金してからだな!brotherは皆んなに手でも振ってやれよ!」と肩にグーパンして言ってきた。
ジロジロと見られる視線の中、換金所に着き無事に換金し二人でお金を分けて服屋に着いた。
着くなり服屋の店主が
「いらっしゃいま!?お客様、、まさか追い剥ぎにでもあわれたのですか!?」と慌てて聞いてきた。
桃はブルブルと首を振って背一杯の強がりで
「私服ですけど…何か?!」と言い服を選び始めた。
服を二人で見ているとゴリが
「brotherも柄シャツにするかい?」と色々な柄シャツを桃に合わせる。
桃は「俺はシンプルが好きなんだ。特に黒な!」
会話しながら服を選んでいると桃が服を一着を見つけた。
桃はその服を手に取り
「これは!ディキーの黒シャツじゃないか!」と喜び、店主に「これの下はありますか?」と聞いた。
店主は
「ございますよ!その黒シャツに合わせるのは白のタンクトップでよろしいですかな?gangsta?!」と満面の笑みで言ってきた。
桃はニヤッと笑い
「わかってんじゃないか!そのセットで!このバランドのブーツもくれ!そしてこの場で着替えてく!」と言い試着室で着替え出した。
出て来た桃はゴリに向かって「バッチリだろ!」と笑顔で言った。
ゴリは微笑んで「it's!cool!men!」と親指を立てた。
ゴリも柄シャツを買い、二人はお会計を終えて帰路に着いた。
すると桃がゴリに向かって
「なぁ!これっ!」とゴリにサングラスを手渡した。
ゴリは「んっ?おっい!これはバーレイのサングラスじゃないか?!」と驚いた。
桃は照れ臭そうに「いつもお世話になってるから、その感謝の気持ち!こないだの鬼との戦いで壊れちゃってたろ?」と言った。
ゴリは素直に
「ありがとう!桃!大事に使わしてもらうよ」と言いサングラスをかけた。
桃が「さぁ!帰ろう!」とゴリのケツを叩き言った。ゴリも「あぁ!帰ろう!」と言って二人は山に帰っていた。
続




