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空飛んで来た


 ハンマーが手元に届いたアイリスは「う〜んっ!」と言い、背伸びをして「さぁて、頑張ってくれたウサギちゃんと猫ちゃんでも褒めに行きましょう!」と言った。


すると周りで見張っていた鬼が怯えながら「お、、おいっ!逃げられると思うなよ!!」と声を張った。


アイリスが鬼達を見て軽く会釈をすると「うふふっ!鬼さんご機嫌いかが??」と言ってハンマーで頭をフルスイングした。


吹っ飛ぶ鬼を見て、震える他の鬼達に向かってハンマーを突き出し、アイリスは「次はどなたが脳みそシェイクされたいのかしら?私はどなたでもよろしくてよ!」とウィンクした。


「うわぁ〜!!」と逃げ惑う鬼達に向かってアイリスは「はぁ〜」とため息を吐き「まっ!どの道皆殺しにしますから、今はウサギちゃんと猫ちゃんを助けに行きましょう」と言うと、持っていたハンマーにスケボーの様に乗り、凄いスピードでビンセとチャシャの元に飛んで行った。


アイリスがビンセとチャシャの元に辿り着くと「ウサギちゃ〜ん!猫ちゃ〜ん!生きてる〜??」と言った。

その声に反応した2人が手を上げるとアイリスは「うふふっ!上出来です!よく出来ました!」と笑った。


するとビンセとチャシャの周りの鬼が笑って「ひっひっひっ!今から死んじゃいますけどね〜」と金棒をビンセに振り下ろそうとした。


するとアイリスが凄い速度で移動して、ハンマーで金棒をガキンと弾くと、鬼の脳天にズガンっとハンマーを振り下ろした。


アイリスは鬼の頭を掴むとビンセに嬉しそう見せ「うふふ!グチャグチャ」と言うと、それを見たビンセは「ウップ!!オロロロロ!!!」と地面に吐いてしまった。


アイリスは鬼を投げるとビンセとチャシャに[回復]を使い「さて!ウサギちゃん、猫ちゃん、この城の掃除をしますわよ!ついて来なさい!!」と言ってハンマーに乗って鬼達をドンドンとやっつけて行った。


最後の1人を倒し終わるとアイリスが「ふぅー!やっと掃除が終わったわ!でもあの糞野郎が居なかったわね、逃げたのかしら?」と言った。


チャシャが「あの糞野郎?誰の事だい?」と聞くとアイリスはハンマーを横にし、辺りを見回しながら「糞野郎よ!私の城とティーカップを壊した糞野郎!」と言った。


するとアイリスはニヤーっとして「なーんだ、、まだ私の世界に居るじゃない、、逃さないよ、、ふふっ!」と言うとハンマーに飛び乗り「ウサギちゃん!猫ちゃん!私に掴まりなさい!さぁ!糞野郎をぶっ殺しに行きますわよ!!」と言い、物凄い速度で邪鬼じゃき目掛けて飛び出して行った。


アイリスが飛び出す少し前、ももとゴリは蔓に掴まりながら不死子達の元に到着した。


蔓に掴まりながら桃が目配せをして不死子ふじこ達を確認し、ホッとした顔で「誰も死んでないな!」と言うと「ゴリ!!赤いデカブツ頼んだ!俺はあの悪そうな顔したジジィやる!!」と言った。


ゴリは「おうっ!!」と言って2人は戦闘モードに入り、蔓から手を離して邪鬼と鬼龍おにりゅう目掛けて落下した。


ゴリは大きく息を吸うと、体全身に力を入れて右の拳を固く握り「ちょーっとだけ痛いけど我慢してね!!」と言って鬼龍の脳天に右拳をお見舞いした。


桃は鞘から刀を抜くとニヤッとして「俺の仲間に手出したな?!悪者退治だっ!」と言って、刀を邪鬼目掛けて振り下ろした。


邪鬼は手を光らせ、刀をガキーンと受け止め弾き返し、すかさず反対の手で[闇弾]を放った。


桃は空中で体勢を立て直すと[闇弾]を斬って、邪鬼に突っ込んで行った。


突っ込んで来る桃に邪鬼は苛立ち「かぁ〜!鬼斬おにきり持ちかいっ!どいつもこいつも面倒臭いのぉー!」と言うと両手を広げて[衝撃]を桃に向けて放った。


桃は[衝撃]を刀で弾くと、不死子達の所に飛ばされた。

桃はクルッと着地すると不死子が「お帰り。なんや、今回は早かったやんか!誰もピンチやなかったで!」と笑った。


桃も「にゃははっ!だろ!空飛んできたからなっ!」と笑いながら言った。


するとゴリも不死子達の所に、手をブルブルと振るわせながら「固ぇー!あの龍、俺のパンチ殆ど効いてないぞ?!もーカッチカチ!」と言いながら歩いて来た。


そして全員、邪鬼と鬼龍の前に並んで立つと桃が「にゃはははっ!さぁ!皆んな、反撃開始だ!!」と言うと皆んながキリッとした顔で「おうっ!!」と返した。


それを見た邪鬼はまた苛立ち「こざかしいのぉー!鬼斬に紋章持ち!あー面倒臭い!!鬼龍一匹じゃ心許ないが後々面倒じゃっ!!」と言うと両手を上に上げ、何やらブツブツ言うと、首から顔にかけて紋章が浮き出て、ニヤ〜っと笑うと「お前ら、、、ここで死んどけ」と言った。


それを見た桃達は背中にゾクッとするものを感じた。


その瞬間アイリスの城から一筋の光の柱が天まで伸びた。


それを見た邪鬼はフッと手を下ろし「ヤメじゃ!ヤメじゃ!化け物まで復活したんじゃ、鬼龍一匹じゃ役不足じゃ!お前らを殺せなかったのは少し心残りじゃが、予定じゃなかったしの!欲しい物は手に入った!わしゃ帰るとするかの!」と言って後ろを振り返った。


桃が「おいっ!逃げんのか?!」と言うと邪鬼は振り返り、笑いながら「ひっひっひっ!逃げる??小僧救われた命、大切にするんじゃぞ!」と言って空間に手をかざすと、大きなチャックを出した。


チャックを開け、その中に入ると、顔を出し「ワシからのプレゼントじゃ!」と言うと不思議な色をした注射器を3本出し鬼龍に刺した。


そして「おまけにワシの魔法も付けとくからの!ひっひっひっ!せいぜい生き延びて、またワシに会いに来い」と言ってチャックを閉めようとすると、凄い勢いのハンマーに乗ったアイリスが到着した。


アイリスはハンマーから飛び降りると、ハンマーを掴み、振りかぶると「逃しませんわよ!!このクソ野郎!!」と邪鬼目掛けて振り下ろした。


しかしチャックは閉まり、アイリスのハンマーが空を切ると、アイリスが悔しそうに「んーっ!逃げられましたわっ!」と桃達の前に着地した。




             続









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