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『追いはぎと速記者』

作者: 成城速記部

 けちな追いはぎが、金目のものを奪おうとして、速記者の後をつけました。少し寂しい町外れにきたとき、けちな追いはぎは、走って速記者に襲いかかり、速記者の持ち物を奪おうとしました。しかし、素早く振り返った速記者は、プレスマンを振りかぶりました。

 けちな追いはぎは、プレスマンで刺されてはいけないと、急におじけづき、何もとらずに逃げていきました。けちな追いはぎは、追いはぎ仲間から、プレスマンを振りかぶられたくらいで逃げ帰るくらいなら、速記者をねらうべきではないと言われました。



教訓:そもそも追いはぎがよくない。


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