STEP2:おカネはモノでなくデータ…負債をなくせば、おカネはこの世から消えてしまう…
前のSTEPで、おカネが「貸し借りの記録」であるってところまで、解き明かしていきました。
おカネは「誰かの負債」となって、「誰かの資産」となることで、この世にうみだされています。
したがって、たとえば、あなたが日本銀行にいって、お札を、窓口の担当の方にお返しすると、その瞬間!…そのおカネは、おカネでなくなってしまいます。
もっと、わかりやすい例をみてみましょう…
たとえば、安倍総理が、
「このままでは日本の財政がヤバいんです!
消費税を200%にして、いっかい、日本の借金をキレイにしましょう!」…
…なんてことを発表したとします。
そしたら、みなさんは、モノを買うたびに、ばくだいな消費税をとられていきますね?
その反面、日本政府にはたくさんの税金があつまってきます。
そうして、1,100兆円分の税金があつまったとしましょう?
それで、安倍総理が、
「国の借金=国債発行残高」のぜんぶ!…を返したとします。
すると、なにが起きるでしょうか?
もう、おわかりですよね?…
そう!日本中から日本円というおカネが消えてしまうんです!
あたりまえですよね?
だって、みなさんがつかっている日本のおカネは、日本政府の「負債」として発行されて、みなさんが「資産」としてつかっているんですから。
税金でみなさんの資産をあつめて、「国の借金=政府の負債」をぜんぶ返してしまえば、おカネの「貸し借りの記録」は解消されてしまって、おカネは日本から消滅してしまいます。
かんたんにいえば、「税金」っていうのは、みなさんがつかうおカネの量を減らす…おカネそのものを消してしまう仕組みってことです。
日本政府は、「国債」によって、日本中のみなさんに日本円を供給しています。
その金額は1,100兆円ぐらいになります。
だから、みなさんから税金を集めて、この国債を返済してしまうと、日本中からおカネは消えてしまうんです。
だから、財政破綻論を叫んでいる人たちが、
「税金で国債を返さないといけない!」…とさわいでいるのは…
「日本からおカネをぜんぶなくさなくちゃいけない!」といっているってことです。
そんなことしたら、それこそ、日本という国が破綻してしまいますよね?
財政破綻論の人たちは、おカネや地位に目がくらんで、こうした現実がみえなくなってしまっているんです。