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10/10

あたらしい国債70兆も発行するけど…で、いつ、財政破綻するのさ??

 で、いつ、日本は財政破綻するんでしょうか??


 いつ、なんじ何分、地球が何回まわったら??


 今回の、コロナ経済対策…第一次補正予算と、第2次補正予算で、新規国債発行額は、下の図のとおりとなりました…


 挿絵(By みてみん)

 

 9.2兆円+25.7兆円+31.9兆円


 =66.8兆円!


 前年対比457%アップですよ!!


 もう、ハイパーインフレがおきて、財政破綻が目の前に!…


 ハイパーインフレ!?


 ちなみに、下の図は、CPI(消費者物価指数)といわれるものです…物価の変動のグラフです。


 挿絵(By みてみん)


 ご覧のとおり、まったく、ハイパーインフレの懸念はありませんね。


 (日本はデフレなのに、直近、物価はわずかですが上がりつつありますね…原因は高齢化による労働人口の減少なんですが、この問題は別の回で…)


 みなさんの周りのスーパーで、野菜の値段が130万倍になってたりしますか??


 (ハイパーインフレとは、1年で物価が130万倍になることです…)


 そんなこと、ありえませんよね?


 ハイパーインフレもおきず、で、財政破綻はいつ起きるんでしょうかね?


 わたしたちが、ほんとうに、心配しなくちゃいけないのは、コロナショックで倒産や失業が相次いでいることです。


 失業は他人事はないんですよ。


 第一に、誰かの消費は誰かの所得になっています…


 つまり、失業してしまった人の給料は消えて、それとともに、その分の消費も消えるわけですよね?


 まわりまわって、あなたの所得もめっきり減るか、前より増えなくなってしまうってわけです。


 第二に、経済の根本である供給能力が失われていきます。


 いま、ハイパーインフレがおきえないのは、日本が経済大国で、しっかりした供給能力をもっているからです。


 それが、どんどん、モノやサービスを生み出すチカラ=供給能力が小さくなれば、やがては、過度なインフレや、輸入に依存した不安定な経済体制となってしまいます。


 そうすれば、わたしたちの生活は、明日買うモノの値段が分からないような、不安定な生活になってしまうんですね。


 だから、なんとしてでも、倒産や失業を食い止めなくてはいけないんですよ。


 なに、もっと輸出にたよって、外需を増やせ??


 なに寝言をいってるんですか?


 日本の輸出依存度はGDPの2割ぐらいにすぎません。


 一方、日本は公的需要も合わせれば、8割が内需なんですね。


 挿絵(By みてみん)


 どの国もコロナショックで苦しんでいる状況で、さて、どちらを優先するべきでしょうか??


 小学生でも分かる事だと思います。


 日本は1月から6月までて、およそ40兆円ぐらいのGDPが失われているといいます…


 繁華街に、人足はもどってきてるようですが、もう失われた稼ぎはもどってきません!


 おそらく、今年度は、あわせて100兆円以上の経済的損失になるのではないでしょうか?


 すみやかに、第3次補正予算が組まれるべきです。


 そして、なにより、消費税を凍結すべきです。


 消費税廃止の効果はカンタンですよね?…みんなの給料10%アップですよ!


 しかも、低所得の人ほど、効果が大きいわけです!


 せめて、食料品や水道光熱費は消費税を廃止すべきです。


 それにより、国の借金がー!ヤバい、国債発行額が1200兆円を超える!財政破綻するぞー!…


 もういいですね?…財政破綻論者(バカども)の妄想につきあってる時間はありません。


 こうしている間に、日本の供給能力=経済のチカラは崩壊しつつあります…


 声を上げ続けて、世論を形成するしかないんです。


 つぎは、日銀がやってる金融緩和について説明します…ここが分かれば、経済ニュースのだいたいの流れは分かるようになります。

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