あたらしい国債70兆も発行するけど…で、いつ、財政破綻するのさ??
で、いつ、日本は財政破綻するんでしょうか??
いつ、なんじ何分、地球が何回まわったら??
今回の、コロナ経済対策…第一次補正予算と、第2次補正予算で、新規国債発行額は、下の図のとおりとなりました…
9.2兆円+25.7兆円+31.9兆円
=66.8兆円!
前年対比457%アップですよ!!
もう、ハイパーインフレがおきて、財政破綻が目の前に!…
ハイパーインフレ!?
ちなみに、下の図は、CPI(消費者物価指数)といわれるものです…物価の変動のグラフです。
ご覧のとおり、まったく、ハイパーインフレの懸念はありませんね。
(日本はデフレなのに、直近、物価はわずかですが上がりつつありますね…原因は高齢化による労働人口の減少なんですが、この問題は別の回で…)
みなさんの周りのスーパーで、野菜の値段が130万倍になってたりしますか??
(ハイパーインフレとは、1年で物価が130万倍になることです…)
そんなこと、ありえませんよね?
ハイパーインフレもおきず、で、財政破綻はいつ起きるんでしょうかね?
わたしたちが、ほんとうに、心配しなくちゃいけないのは、コロナショックで倒産や失業が相次いでいることです。
失業は他人事はないんですよ。
第一に、誰かの消費は誰かの所得になっています…
つまり、失業してしまった人の給料は消えて、それとともに、その分の消費も消えるわけですよね?
まわりまわって、あなたの所得もめっきり減るか、前より増えなくなってしまうってわけです。
第二に、経済の根本である供給能力が失われていきます。
いま、ハイパーインフレがおきえないのは、日本が経済大国で、しっかりした供給能力をもっているからです。
それが、どんどん、モノやサービスを生み出すチカラ=供給能力が小さくなれば、やがては、過度なインフレや、輸入に依存した不安定な経済体制となってしまいます。
そうすれば、わたしたちの生活は、明日買うモノの値段が分からないような、不安定な生活になってしまうんですね。
だから、なんとしてでも、倒産や失業を食い止めなくてはいけないんですよ。
なに、もっと輸出にたよって、外需を増やせ??
なに寝言をいってるんですか?
日本の輸出依存度はGDPの2割ぐらいにすぎません。
一方、日本は公的需要も合わせれば、8割が内需なんですね。
どの国もコロナショックで苦しんでいる状況で、さて、どちらを優先するべきでしょうか??
小学生でも分かる事だと思います。
日本は1月から6月までて、およそ40兆円ぐらいのGDPが失われているといいます…
繁華街に、人足はもどってきてるようですが、もう失われた稼ぎはもどってきません!
おそらく、今年度は、あわせて100兆円以上の経済的損失になるのではないでしょうか?
すみやかに、第3次補正予算が組まれるべきです。
そして、なにより、消費税を凍結すべきです。
消費税廃止の効果はカンタンですよね?…みんなの給料10%アップですよ!
しかも、低所得の人ほど、効果が大きいわけです!
せめて、食料品や水道光熱費は消費税を廃止すべきです。
それにより、国の借金がー!ヤバい、国債発行額が1200兆円を超える!財政破綻するぞー!…
もういいですね?…財政破綻論者の妄想につきあってる時間はありません。
こうしている間に、日本の供給能力=経済のチカラは崩壊しつつあります…
声を上げ続けて、世論を形成するしかないんです。
つぎは、日銀がやってる金融緩和について説明します…ここが分かれば、経済ニュースのだいたいの流れは分かるようになります。