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ミエの使命
その頃…
小屋の中ではカナトがエドと話していた。「え?それを言ってないのかい…?」「ああ…」その瞬間カナト
はエドの胸ぐらを掴んだ。「何で言わないんだ、彼はどうでもいいと言うのか!?」エドは怒りを顔に現し
た。「そんなこと…言ってないだろ!」「じゃあ…」カナトが言うと「彼を…精霊達をこの星から出す」
その顔は覚悟を決めていた。
「私はこの森を守らなければならないんだ」「え?」ミエの言葉にアンナが首を傾げた。
「生まれた時から決まっていた…」「生まれた時から…」ミリアはミエにたずねた。
「この星から出たいと思ったことはないんですか?」「そうしたらどうなると思う?」ミエは薄く笑った。
「私しかいないんだよ…」この森を…この星を守ることがミエの使命だった。
「へぇ?精霊の星を?」フォンだった。「ああ。消し去る」「どうして?」フォンは聞き返した。
男は「我らの計画の邪魔になるからな」フォンは頷いた。「わかったわ。精霊も殺すの?」「当たり前だ」
フォンはその言葉を聞いて「ねぇ…貴方は何と戦っているの…?何に復讐しているの?」
男は一瞬黙った。「お前が知ることではない」




