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シルヴィアの忘れたい記憶とリノの思い出せない記憶
「良いのですか?」「…ええ」シルヴィアが静かに返した。
「ですが…」「英雄の子供もいます…それに…私達にはあの子達しかいないのです。」「…あの事をもう忘れたのですか…?」「忘れてなどいませんよ…」
シルヴィアはブラックホールを見つけ、吸い込まれそうになった。だが…彼女の連れていた部下達が
彼女を庇って吸い込まれ二度と戻って来なかった…思い出したりはしないはずだったのに…
リノはアンナを見ていた…彼女の笑顔にはいつも救われていた…その顔は何処か見覚えがあった。
これまで会ったことも無いのに…?なんでだ?その疑問ばかりが頭の中でいっぱいだった。




