番外編
時は遡り…
アレンが仲間になったその夜…「むしゃ、むしゃ…」アンナ達は夕食を食べていた。
特にアレンとレオンとリノとフランは豪快に食べていた。
「俺が!むしゃむしゃ…一番食べきってみせる!」「俺の方だ!むしゃむしゃ…」「お前らより俺が一番だ!むしゃむしゃ…」「私が食べきります!」そんな少年達の様子を見てアンナとクレアとミリアは呆れて
ため息をついた。「全く…」「これだから男は…」
「俺が一番だな」「「参りました…」」あの対決から数分後、勝者はアレンだった。
「それにしても…楽しいんだな…仲間と一緒に笑うってのは…」「アレン…」その悲しそうな表情はアレンが
親からも愛されていなかったことを示していた…
「泣きたいけど人前で泣いたら恥ずかしいよな…」泣くのを我慢していた。「じゃあ俺達が受け止めてやるよ」リノが言い出した。
「ぇ…」アレンは俯いた。そして口を開いた。「初めて…だ…」アレンから涙が零れ落ちた。
「俺は…本当にだめな奴だったんだ…だから…親からも親戚からも見捨てられた…誰も俺のことを見てくれなかった…っ…でも…いつの間にか力に頼ってて…力があったら…皆俺を認めてくれる…見てくれるって思って…」
アレンの泣きながらもちゃんと自分達に言ったのを見て「俺達は仲間だ。だからアレン…お前は自由に生きればいいんだ。皆お前のこと見てるんだから」
アレンは声を出して笑った。「ぷっ…!ははははは!!」「笑うな!」アレンは涙を拭って「でも…ありがとな…お前らのおかげでなんかスッキリした」
アレンはそう言って笑った。そして…「よし!今からお前らの恋話聞かせてもらうぞ!」
リノとレオンの肩を組んだ。どうやらアレンは二人の好きな者を見抜いていたようだった。
「「はぁぁぁぁぁ!!?」」二人の声が宇宙船の中で響いた。




