争いの始まり
アンナ達は遺跡から出た。
すると…「まずい…争いが始まってしまった…」もうこの星は争いの炎に呑まれていた…
アンナ達は急いで都に向かった。突然炎の煙が立ち上がり目の前が見えなくなった。
煙が晴れ視界が良くなったとき…「よぉ」声が聞こえた。それは聞き覚えのある声だった。
急いで目の前を見ると…「お前は…クロノス!」「久しぶりだな…」その声は前よりも暗かった…
「俺は…死ぬ為にお前達を利用させてもらう…」その言葉に「死ぬって…」
「あいつ…何があったんだよ…!」リノがそう言った。
クロノスは容赦なく攻撃した。
クロノスにアンナは「クロノス!何があったの!?」そんなアンナにクロノスは「黙れ…何も知らない癖に!
俺のことちゃんと見てくれない癖に!俺のこと知ったふうに言ってんじゃねぇ!」
クロノスの言葉に「え?」
そんなクロノスの後ろにレオンが剣を持って気配を消して立っていた。
だが、レオンの剣をクロノスは片手で止めてしまった。「な!?」
リノもユニバースを使ったが敵わなかった。前よりは何倍も強いはずなのに。「あいつ…前よりも強くないか…?」「うん。」
すると…突然クロノスの腹を黒い物体が貫いた。その途端クロノスの口から血が出た。血は地面へポトポトと、落ちていった。
「ゲホッ!ゲホッ!あんたまで…俺を見てくれないのかよ!」クロノスがそう叫んだ途端…
クロノスの体から黒い邪悪なものが溢れ出た。「なんで誰も俺を見てくれないんだよ…俺が死んだほうが良かったのか?」「クロノス!」
そしてクロノスはだらんとした光のない目で「俺は…死にたい…」そう言った。
その途端…クロノスの体から大量の血が流れ出てそこから獣が創り出された。
獣は咆哮をあげた。
だがそれはクロノスが泣いていたからであった。
リノは「勝てるのかよ!あんなのに」アンナは「勝てるよ!絶対に救うから!」そんなアンナにリノは
笑って「諦めたらだめだもんな」「ありがとな。アンナ」「うん!」
その間にレオンが剣を振るい手を斬ろうとしたが獣がレオンの手を掴み背中を斬った。
「ぁ…くっ…」レオンは地面に落ちていった。
「レオン!」クレアが慌てて駆け寄った。けれどもレオンはクレアに心配をかけたくないと思い
「大丈夫だ…」そう言うレオンの額から汗が大量に流れていた。




