フランの正体
その戦いはとても疲労があった。 大だこの足が絡みつき外すのに時間がかかったからだ。
最終的にはアンナがユニバースで倒したが。
遺跡の中はバリアが張ってあった。外からは中の音など切断されていて分からなかった。そして凄く美しく神秘的だった。
「これが…?」フランが口を開き、「遥か昔…この星の王はユニバースと言う力を忌み嫌っていました…王はユニバースを封印する為この遺跡を作ったんです。
そのユニバースはどんな炎でも消す大いなる水と言われています」
この遺跡の成り立ちを話した。
「ユニバースを封印…」「その王は…?」フランは目を伏せ拳を握り「私の…祖先…です…」
アンナ達は目を開いた。
「え…?じゃ、じゃあフランさんは…」「その王の…血の繋がった人…?」「…はい…」
フランは力抜けたように座り込んだ。
「私は…汚れ切った血を受け継いでいるんです…」「加護も受けていません…祖先の代から」「あの独裁者の…貴方達は知らないと思うけれどあの王は結構嫌われていた…私も知られたら軽蔑されるのか…はは…
結局私は誰も救えなかった…無力だ…こうなるのだったら死んだほうが良かった…」
フランはずっと前から知っていた様子だった。知っているからこそ絶望しきっていた…それも自分に。
ましてや死ぬことまで考えている…
その姿にアンナは…「死んだほうが良かったなんて…言わないでください!」その言葉にフランは咄嗟に顔をアンナの方に向けた。
「たとえ汚れ切った血を受け継いでいたって…貴方は貴方です!私は貴方を仲間だと思ってます。独裁者だと思ってません!
軽蔑なんてしません!この星の皆だって真実を知っても貴方から離れていきません!
私は貴方に死んでほしくはありません」
アンナの必死の訴えは他の全員も同じ気持ちだった。
その言葉を聞いてフランは…「私は…あの人ではない…?」「はい」「その人の血を受け継いでいても貴方は貴方です。」
「そうか…」「(私は…完全に絶望しきってたんだな…私は私だ。それを気づかせてくれた…絶望しきっていた私を救ってくれた)」
フランは立ち上がった。その目にはもう一切絶望はうつってはいなかった。
そして笑って…「ありがとう…」そう言った。




