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地球の姿と謎の男達
とある星は…
草木が枯れ…海も黒くなり大地も割れておりとても生き物達が住める星では無かった…
そこは遥か昔、人類が住んでいた星…地球だった。
だがそこには人の影があった。
「この星を…救えた筈なのに…」「あの子には…」最後の言葉は風に遮られ聞こえなくなった。
その髪は…赤く染まっていた。
「どうしましたか?」水の透明の防御壁の前に男が立っていた。その男のそばに付き添いの男が近寄った。「いえ…」「珍しいですね。」「私は…宇宙の支配者から星を…守れるのでしょうか」
男は悲しそうな表情で言った。その言葉を聞いて付き添いの男は眉を下げた。
「貴方は…お優しい方です。」「私は優しくなどありません…」男は否定した。付き添いの男は「失礼します」去っていった。
残った男は星空を見て「私は…いや…私達は戦うのか…」「この宇宙も争いが絶えないところとなってしまうのか…」
男は踵を返して街の方向へ歩いた。




