冒険の始まり
その後、アンナ達はミリア達の住む洞窟へ戻った。
レオンはケガの手当て。リノはレオンのケガの手当てを手伝っていた。
アンナは「ミリアはどうするの?」ミリアは外へ出て自分の故郷を見た。かつては自然が溢れて皆笑顔だった故郷…そんな故郷もとうとう敵の魔の手に落ちてしまった…ミリアは覚悟を決めてアンナの方へ向き
「私は…貴方達と共に行きたい…」「分かった。リノ、レオン、クレア、どうかな?」
アンナは三人に聞いた。
「俺はいいと思う」「私も」「仲間も増えて良いしな」「うん!」
クレアは一人、洞窟の奥で星を見ていた。ミリアから教えてもらったから来た。
ぼーっとしていると…「どうした?」「レオン…」後ろを振り向くとレオンがクレアのそばに座った。
「…あのさ…私達、お互い離れたらどうなるのかな…」クレアの心からのレオンへの問いだった。
「俺は…壊れてしまうかもな…」「え…?」「俺は初めてお前に会ったときからお前が俺の一番の理解者だって分かった…
お前がいなくなるとしたら死ぬかもな」「死んじゃだめだよ」クレアは悲しそうな表情をしながら「私は…貴方には…似合わないから」「ん?何か言ったか?」「なんでもない。」「おやすみ」そうクレアは戻った。
レオンもしばらくして戻っていった。
翌朝
早めの出発となった。
「これでよしっと!」「皆いい?」「ええ。」「ああ。」「(コクッ)」「うん。」「うん。」「いいぜ」「いいよ」皆準備はできた。
「じゃあ…宇宙の支配者を倒しに行くよ!」「「おおー!!」」
皆、想いは同じだった。だがこれはまだ序の口に過ぎなかった。
アンナ達はまだ知らない…宇宙の支配者の大きな企みと宇宙の広さ…そしてかつての人類の故郷のこと。
今は知らないほうがいい。まだ真実を…今まさに彼女らの冒険が始まるのだから…




