秘宝の眠る遺跡とレオンの力
「ここです。」他のところとは違う線上のものが入った岩だった。
ミリアが手をかざした瞬間…岩の扉が開いた。
「行きましょう」ミリアのあとに続いてアンナ達は中へ入った。
中へ入ると奥まで火が灯った。「「!?」」突然の事だった為アンナ、クレア、リノ、レオンは驚いてしまっていた。
ミリア達は特に何もないように普通の顔をしていた。
「俺のユニバースは要らないんだな」リノが感心して言った。「そうみたい」アンナは苦笑いをした。
罠もなかったようでスムーズに奥まで行けた。
一番奥はとても広かった。
「ここで行き止まりのようだな」「あっ!あそこに!」ミリアが見た方向を見ると…
岩に刺さった剣があった。
「そこまでです。」「ソウラ!」ついさっき会ったばかりの敵、ソウラがいた。
「私を案内してくれて礼を言います。」「てめぇ…」「私達を利用したの!?」「そうです。全てはあの方の為!クロノスは役に立ちませんでしたから」
その言葉は冷たく瞳は何もかもを冷めた目で見ていた。
「レオン!行け!」「え…お、俺が…?」「そうだ!」「お前しか行けない!お前が唯一その剣の光が見えたんだろ!だったらお前にしかそれは抜けない。」「急げ!」「わ、わかった!」
リノの言葉に呆然としていた自分の足を動かし、剣の所まで行った。
「これが…」間近で見ると剣は美しかった。レオンは剣の柄を握って上に引き上げた。
「流石に何千年も岩に刺さってたんだ…抜けるはずがないよな」
「でも…」その時…レオンの方にソウラが攻撃をしてきた。
「レオン!」クレアはレオンの近くにバリアを張った。
「クレア!」周りを見るとほとんど全員擦り傷などがあり息もきれそうな様子だった。
「私達のことは良いから!早くその剣を抜いて!」「クレア…」クレアは大声で言い放った。
レオンは深呼吸をした。
「お前達の気持ち…無駄にしたくない。お願いだ…!神様でも何でもいい。俺にこの剣を抜かせてくれ!あいつらを救わせてくれ!」
そう叫んだその瞬間…
剣が光を放った。剣は岩からどんどん上に浮いた。
そしてレオンの目の前で動きが止まった。
「なっ!?」「レオン!」「お前…!」リノは驚いていたがその言葉から嬉しさが溢れていた。
「俺はこの剣とユニバースでお前たちを守る…!」そう言って剣を握りソウラの方へ飛び…剣をぶつけた。
ソウラは咄嗟に剣を作り、防御した。
二つの剣がぶつかり合い、もの凄い風が吹いた。
「やりますね…」「…さっさと終わらせる…」レオンの瞳は紫色に変わっていた。




