目覚め
ウィーンムーン王国 客室
遥はとても焦っている。もしかしたら人生で一番かもしれない。柔らかい素材で出来ている椅子に座っている感覚がしない。
「(ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!よりにもよって、なろう系予備軍に何故かバレた!声が大きかったや、ドアが開いていたとかじぁやない!どうやって知った?しかも、神奈川と自分以外、人格が変わったかのように静かで、あの姫の命令に従っていた。しかし、客室に案内されてから少し周りが騒がしくなった!つまり、客室に入ってから、奴の言ってた魔法?が解けたのか?それは別にいい、なんの能力だ?いくらなろう系でも、聴力向上や読心術なんて、聞いたこともないし、だいちそれは私がその力を持っているはずだ。いやまて、まず私使ってない!)」
急いで、能力を使おうとする。
「(もし、テンプレなら、強く意識すれば使えるはずだ!)」
頭の中でなにが出来るかと強く意識した。すると、なにかが湧いてくるような感覚と一緒に強い痛みがからだ中に這い回る
「グッ!(………ベッドに行かないともし誰か入ってきたらさらにバレる事になる!)」
何とかベッドの中に潜り込む。しばらくその痛みがだんだん、淫らかな刺激に変わってきた。
「んっ!な、なにこれぇ、んっ、あん!(声…押さえないと。)」
自主規制
数十分後
「はぁ…はぁ…色々すご…かった。」
このあとメイドさんに呼ばれるまでしばらく眠った。
「あの~」
「ん…んあ!」
目の前にメイドさんがいた。
「…おはようございます。」
「はい、おはようございます。準備が終わりましたので、ご案内いたします。それと、さらしが…そのはだけていますので、…色々あるのでしょうが、私は貴方の味方なので大丈夫です。」
「あ~そうゆうこと。」
遥はさらしを直しながら答えた。
「(あれ、少し大きくなってる。まあ原因はあれか。だとすれば他にも、変わった所があるのかな?)…あのすみません。メイドさん、何か私の姿最初来た時より変わっていますか?」
「え、え~と」
二人の間に気まずい空気が生まれた