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へっぽこドラゴンと  作者: さかなさま
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~いつか必ず見返してやる!~

 高校の入学式の日、俺の気分は最悪だった。本来なら最高ランクの高校に入学するはずが、なぜか俺は普通ランクの高校に入学していた。それもこれもすべて俺の肩の上で気持ち良さそうに寝ているこいつのせいだ。




 あなたのパートナーモンスターはドラゴンです。


 政府が管理する怪物協会からのメッセージを見て俺は大喜びした。この国では14歳になると怪物協会から自分のパートナーモンスターを知らせる通知がなんらかの方法で送られてくる。そして、そのパートナーモンスターが進学に大きく影響してくる。

 パートナーモンスターはアルファベットでランクを決められていて、A~Fまでの6つの階級に分けられる。その表記の中でAランクでもっとも進学に有利なのがドラゴンだ。ドラゴンをパートナーになれば国でもトップの高校に無条件で入学することができる。その理由はモンスターのレベルがそのままパートナーの能力に影響するからだ。レベルはモンスター同士の戦いに勝てば上がる。だから最高種のドラゴンは他のモンスターよりもレベルが上がりやすい。例えばレベル1のドラゴンでもレベル30のDランクモンスターを圧倒することができる。

 


 だから俺は最高の気分でパートナーを受け取りにいった。

「おまたせしました。これがあなたのパートナーです」

そこに居たのは小さなドラゴンだった。爪も固い鱗もないこいつを見たときの俺の第一声は「か、かわいい‥!」だった

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