幸せの意味
〜変わる時 変わらぬ心〜
「さよなら」
そう貴方に告げる
いつものように
離れていく貴方の背を見ながら
その幸せを噛み締める
でも
そんな当たり前な日々
幸せ
それに満たされ過ぎて
この気持ちが薄らいでしまったのかもしれない
明日になればまた逢える
貴方の声が聞ける
貴方の温もりを感じる事が出来る
そう思っていた
それが普通だと
でも
『今』という瞬間が
次の瞬間には無くなってしまうかもしれない
そう気付いたのは
大切なものを失ってしまってからでした
また貴方に逢えた
でもここは白い部屋
何も無い冷たい部屋
貴方は静かにそこに居た
そっと手を握る
でも貴方は握り返してはくれない
貴方がいつもくれる
優しい温もりは
もう感じる事は出来なくて
とても冷たかった
その瞬間
全てが崩れた
何もかも壊れた
当たり前という幸せは
もう当たり前ではなかった
気付いた時にはもう遅くて
そしてその代償はとても大きくて
『今』という一瞬の儚さに
泣いた
「さよなら」
そう貴方に告げる
いつものように
でもこれは
いつもとは違う
「さよなら」
変わる事の意味
変わらない事の大切さ
大切な貴方が教えてくれた本当の
幸せの意味
今日の当たり前が
明日には当たり前ではなくなってしまうかもしれない
だからこそ
それを知っている人は
『今』を大切にし
そして『今』を懸命に生きている
その事に気付かなくて
ただ日々を当たり前のように過ごし
失ってからその意味に気付いた私は
本当に愚かだった
後悔した
でも もう遅くて
だからせめて最後に
まだ涙は止まらないけど
大切な貴方に
本当の幸せの意味を教えてくれた貴方に
「さよなら」は言わずに
告げた
今までの掛け替えのない思い出と
貴方がくれた大切な想いに
「ありがとう」
どうも さきとです。
最近気付いたんですが、というか結構前から気付いていたんですが(どっちやねん)なんか自分の詩は
「さよなら」って言葉が多過ぎる気がする…っていうか多い(笑。
一体何に対してそんなに
「さよなら」したいんねん!って感じですね(笑。
まあどうでもいい事ですけどね!(笑。
それでそれで今回のヤツ、
「幸せの意味」というタイトルの詩ですが、まさにそのまんまの意味ですね(笑。
幸せ、その意味、変わらないという幸せ、変わっていくという幸せ、そして当たり前という事の幸せ、様々な意味があります。
本当の幸せとは何か?
本当の幸せの意味。
その意味を知って生きているのか?
その意味にいつ気がつくのか?
それを問い掛けるような感じの詩にしてみました。
何だか訳解らないですね(笑。
今回の詩だと、大切なものを失った時に、その意味に気付いた。
って感じですが。
まあ長々と書くのも何なので、そんな感じという事で。
ではでは。