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詩集④

不器用な君へ

作者: 桜ノ夜月

ねぇ、無理に笑おうとしなくて良いんだよ。


悲しいときは「悲しい」って


苦しいときは「苦しい」って



泣き喚いて、良いんだよ。


君は皆に嘲笑わらわれる事が


とても悲しくて、哀しいんだね。



大丈夫。


大丈夫。



僕は君を嘲笑わらわないから。



期待して、傷ついて「もう嫌だ」って。


君は、きっと僕の何倍も臆病なんだ。



「大丈夫。」



ちゃんと『君』を見てるから。



いつだって、たった独りで

苦手な綱渡りも、危険な火の輪潜りも


平気なフリをして、簡単そうにやってのけてしまう君へ。



―…見つけたんだ。



―…僕が、君にしてあげられること。



「…頑張らないで。」


「無理しないで。」


「沢山泣いて。」



泣くことが弱いことだなんて



そんなこと、嘘だから。



―…君はピエロじゃないから。



ねぇ、不器用なピエロさん。



―…泣いて良いんだよ。



―…僕が君の傍に居るから。




感想、アドバイス等頂けましたらとても嬉しいです。

ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 怒涛の連続更新ですな! 普段は強く見える人でも、必ずツライことはある。どこかで吐き出さなければ、いつか折れてしまう。 そんな「君」を支えたがる一途で綺麗な想いと、自分だけには強がらない姿を…
[一言] とても読みやすかったです! そして、すごく温かい気持ちになりました!
[一言] いいねw おもしろかった
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