現地人と接触しましょう。
遅くなって大変申し訳ありません...
週2投稿でやってまいります。
あらすじ
第1異世界人を発見した。
()の中は考えていることです!
なかなかの情報量ですね。エルフの女性もそうですし、自称Cランク冒険者の暗殺者、それも2つ名付きというプロっぽい状況ですから。まあ、実際プロなんでしょうね。スキルのレベルが高いです。
―――さて…一体どういう風に接触しましょうか?普通に話しかけるのはありですかね?でも、警戒されそう。……いや、別に警戒されても良いのでは?街か王都まで着いて行かせてもらえばいい訳ですし。よし、普通に話しかけましょう。襲われたとしても、能力の確認に必要な実験台ができるだけです。人類は出来れば殺したくないですが、盗賊や襲ってくる物は別です。
よし、普通に話しかけてしまいましょう。
「もしもーし、皆さんこんにちは〜」
「っ!誰だ?」(気配はしなかったぞ?!)
「あ〜すみませんねー気配を消すのは得意でして。私はアステールといいます。よろしければ、国か街までの道を教えてくれませんか?」
「は?迷ったのか?あんなに分かりやすい道を?」(大丈夫か?こいつ。しかも綺麗な顔だし、服もいい。…貴族か?――周りに気配は無いし、付き人無しと見るとすると…ワケありか?面倒だな。)
「すみませんね〜私の友人が言うには重度の方向音痴らしいんですよー私。ご迷惑はおかけしないんで、お願いできませんかね〜?」(警戒されてんな〜)
「うーん…いーんじゃなぁい?目がキラキラしてて綺麗なのは気になるけどぉ〜」(森に聞いても他にはいないって言うしねー精霊様たちが妙に好意的なのはきになるけど…)
「んー…アリシアの姉さんが言うならいいんじゃないですかい?」(気配がしなかったのは気になるが…依頼の妨げになるなら暗殺してしまえばいい…)
「うん、お前らがそういうならいいか。じゃあ、自己紹介だな。俺はBランク冒険者のエルバータだ。」
「私もBランク冒険者のアリシアよぉ〜」
「あっしはCランク冒険者のギルバートっす。」
「ありがとうございます。では、改めまして、私はアステールといいます。諸事情ありますが、ご迷惑はおかけしませんので、少しご同行させて下さい。」
「ああ。よろしくな。」(諸事情ってなんだよ!冒険者じゃないのか?)
「よろしくぅ〜」(事情があるって言い切っちゃうのに好感が持てるわね。)
「よろしくっす。」(とりあえず、邪魔しに来たわけじゃない、のか?)
「ええ、よろしくお願いします。あなた方は、どちらへ向かっていらっしゃるので?」
「ああ、今は依頼の魔物狩りだな。拠点はラハマール王国の王都なんだが…知ってるか?」
「さすがに知っていますよ?では、用事が終わり次第、王都に戻られるのですね?」
「そうよぉ〜」
「左様ですか。なら、私は自分の身を守ることはができますので…私は居ないものとでもして、依頼に集中して下さいね。」
「うーん…なんとも複雑な気分だが、いいぞ。自分の身を守れなければ一人旅なんぞ出来ないだろう。」
「では、よろしくお願いしますね。」
会話文多くてすみません。
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