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女神が行く異世界録  作者: 翠華
第1世界ーマクノス王国編
6/24

能力の確認をしましょう。

あらすじ

第1世界に降りた。

司る物の確認をした。


では、どうそ!

 では、実験といきますか。

 さて、何から始めましょうか。相手がいないと試せない能力は置いておくとして、鑑定、時間、空間辺りを試していきましょうかね。

 分かりやすそうですし。

 では、周りにあった物を鑑定()てみましょう。

 1つ目です。

名称 カシミヤ草

詳細 マナ溜りや聖域、神域に生える植物。

   花の周りにフワフワした毛がある。

   第2世界でいうカシミヤ(羊の毛)が採取でき、採取出来れば簡単にカシミヤが手に入るが、綺麗なマナがある場所に生えている物ほど品質が高い。

   しかし、綺麗なマナがある場所は神域や聖域であり、精霊や妖精、土地神の(たぐい)が居る為、採取は命懸けだったりする。

   神力で身体や服を作れる上位神からすると、その辺に生えている雑草扱いを受ける可哀想な植物。

品質 最上品質。(神域に生息)


 ふむ?神域に生息、ということは、ここは神域なのでしょうか。空間を鑑定しますかね?あ、ちなみに神域は神が暮らしている場所の事で、聖域はマナが吹き出る特異点(とくいてん)がある場所の事ですね。創造神様による知識は最高ですね。こういった情報から日常のマメ知識まで、沢山あります。これは人間の脳だと割れそうですね。割とマジめに。

 では、空間を鑑定。

名称 時空と裁定の神域(仮)

詳細 時空と裁定の神がいる神域。地上に降りてきたのがこの場所であっただけなため、この場所から居なくなれば消滅する。

   純粋なマナが大気中、物質中を飽和(ほうわ)しており、それだけを見ても神域の主がどれほど上位の神かが分かるだろう。

   精霊や妖精が集まる。

   時の流れがゆっくりになる。

   神域にいる者の鑑定精度を上げる。

   特殊な植物が生える。


 なるほど。文面から考えるに、私が行く場所全てが神域に変わることは無さそうです。

 では、次はそこの鉱石を見ましょう。

名称 マナクォーツ

詳細 大気中のマナが飽和し、物質化した水晶。魔晶石(ましょうせき)ともいう。

 ダンジョンや聖域などから低品質の物は採取できるが、神域から採れる物とは格が違う。

 透明度が高く、不純物が少ないものほど高品質と言える。

 人間の中では大きさも重要で、大きいほど価値が高い。

 ただ、品質が高すぎると売った時に目立つから注意すること。

品質  最上品質

大きさ 特大

価値  大きな屋敷がひとつ建てられるくらい


 価値 大きな屋敷がひとつ建てられるくらい、とは。わかるようなわからないような例えですね。まあ、国によって金銭価値も変わりそうですし、分かりやすい、のかな?

 それに、売る時の注意まであるじゃないですか。面白いですね。


 とりあえず、次の確認にいきましょう。

 時間ですね。はて、どう確認しましょうか…さて…私って上位神ですよね?魔力量は多いんでしょうか?多かったら知識の中にあります、魔道具の時計を作って確かめたらよいのですが。まあ、最悪後回しでいいですね。

 では、創造神様にもらった、この《物質創造》で土台を創りましょう。

 ふむ…。銀でいいですかね?ミスリルやプラチナ、金なんかだと目立ちそうですし、魔力伝導率も悪くありませんね。銀でいいでしょう。銀を少し創りまして〜時計の針は〜うーん…黒鉄にしましょう!色は銀に似ていませんので、見やすいはずです。では、黒鉄に魔力を通しまして、魔力を馴染ませながら形を変えていきましょう〜では、銀でできた土台にルーン文字と共に針を刻みます!これでいいですかね?綺麗に可愛く出来ました。では、魔力を通して使って見ましょう。

 ふむ?少し遅い…ですかね?ああ、神域(ここ)の影響ですか。確かに鑑定結果にもありましたね。では、正常に動作していそうなので、早速能力の確認をしていきましょう!

 まずは、時を止める。

 おや、これは……考えた瞬間に止まりましたね。さすがは、司る者。私がルールだ!って感じなのでしょうね?

 それはともかく、次は時を遅くする。

 本っ当に遅いですね!スローモーションで気持ち悪いです。元に戻しましょう。

 さて次です!時を速くする。

 ああ、速くなっています。面白いですね?暇つぶしにいいかもしれません。まあ、当分そういった使い方は出来なそうですが。

 では、最後です!時を巻き戻す。

 時計の針が、ぐるぐると反時計回りに回っていますね!ここら一帯が巻き戻っているようです。では、元の時間に戻して…

 よし!確認終わり!

 では本命の…空間を確認しましょう。機能としては、アイテムボックス、空間転移、重力操作、次元操作、多次元結界etc…

 これは日が暮れそうなのでダイジェストでいきます。


 1つ目!アイテムボックス

 物を空間の狭間に入れることで保存し、持ち運ぶことが出来ます。個人でひとつ狭間を持つことができるますが、皆使える訳では無いらしい。中の物の時間を止めることができる人は極小数であり、天才だと言えるようです。

 2つ目!空間転移

 これはそのままで、空間を切り取って繋げる事で遠く離れた目的の場所に移動することが出来ます。人間が使うには大量の魔力が必要らしいですが、私には関係ありませんね。考えればできます。

 3つ目!重力操作

 これもまたそのままで、重力の強さ、向きを変える事が出来るようです。これは人間の使える量じゃない程の魔力を消費するようです。大変ですね!

 4つ目!次元操作

 これは、次元を歪めたり意図的に作ることで防御したりあたった対象の防御に関係無く切断することなどができます。生物では試していませんが…盗賊か魔物で試しますかね。

 5つ目!多次元結界

 これは次元操作で歪めた次元を何重にもする事で防御力を上げることができる、ということですね。これは、他の神と戦ったり、創造神様から不定期に漏れている純粋な《破壊》を防ぐために使うようです。創造神様、怖!

 あとは使う時にでも確認しましょうかね?

 では、そろそろ異世界人(現地人)探しと国探し、それからついでに住む場所探しに行きますか!

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