五面
[5面 探し熟考せよ、此処は迷うべき竹林である Disturbance by good intentions]
<クラウンピース> 最狂の地獄の火
クラピ「林って暗いな」
「松明があっても、焼け石に水だよ」
妹紅 「それじゃあ私が、石をもっと熱くし
てやろうか」
クラピ「む! お前は……人間?」
妹紅 「そう驚く事もないさ。私はもう、只
の人じゃない」
「昔の事だけどね」
クラピ「その飄々とした態度、気に食わない
わ」
「人間らしくない」
妹紅 「言ってくれるね」
「聞き慣れちまったけど、それは正し
いのかね」
クラピ「あたいが知った事じゃないね」
「さっさとどきなさい」
妹紅 「此処を騒がせる輩は、退散さ」
「永寿の重みを、知りな」
〜〜〜〜〜少女弾幕遊戯中〜〜〜〜〜
クラピ「はーはー」
「このあたいが苦戦するなんて、随分
と強いみたい」
妹紅 「お嬢ちゃんも妖精にしちゃあ、良く
やった方さ」
「どうやら只の迷子じゃなさそうだ」
クラピ「あったりまえよ。あたいはこの先を
目指している」
「ここで止まる訳ないわ」
妹紅 「そう、私は何も知らないからね」
「強き妖精よ、先の異変を解決してき
な」
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<矢田寺成美> 衆生を救う魔法地蔵
成美「あっつい」
「まるで熱帯夜みたい」
「誰よ、こんな面倒な事してるの」
妹紅「あれ」
「そんなに熱かったかい?」
成美「貴方が平気なら、私がおかしいのか
な」
「ずっと家だったもの」
妹紅「ずっと家ねぇ」
成美「癪だった?」
妹紅「いんや。ただ、そんな軟弱野郎は、此
処に立ち入る訳にはいかない」
「此処は迷いの竹林。一度下手をすれば
道に迷う。二度下手をすれば己に迷
う。三度下手をすれば生に迷う。」
「今すぐ、出て行く事ね」
〜〜〜〜〜少女弾幕遊戯中〜〜〜〜〜
成美「判ったかしら」
「これが私の覚悟よ」
妹紅「へえ、闇雲に来たんじゃないのか」
成美「あの白い光を、異変の元凶を求めてき
たの」
「今更戻るなんてできないわ」
妹紅「そう、じゃあ止められないね」
成美「異変が静かに終わるのを、感じている
と良いわ」
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<パチュリー・ノーレッジ> 脆弱な大魔女
妹紅 「おや、また迷子?」
パチェ「私がそんな子供に見える?」
妹紅 「あー、なんか」
「魔法使いっぽいわね。捨虫の魔法で
も習得してんの?」
パチェ「そんなところね、まあ」
「あなたに時間を食ってる暇はないか
ら」
妹紅 「つれない事言わないでよ」
「魔法使いの力とやら、一体どんな物
なのか」
パチェ「大層なものじゃないわよ。神にして
みればね」
〜〜〜〜〜少女弾幕遊戯中〜〜〜〜〜
妹紅 「さっきの謙遜は何だったのか」
「充分強いじゃない」
パチェ「貴方も、能力持ちとはいえ人間らし
からぬ強さだったわよ」
妹紅 「それほどでもー」
パチェ「貴方、この竹林に精通しているよう
ね」
「ここから嫌なものを感じたのだけれ
ど」
妹紅 「さあね、私ゃあ何にも知らないね」
パチェ「困ったわね」
妹紅 「でも、魔法使い様だろう?」
「自分の道を行ったらどうだ」
パチェ「……そうね」
「白い光、追うかしら」
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<鈴仙・U・イナバ> 波を揺らす妖兎
妹紅「おや、お嬢ちゃんは……」
「いや、兎ちゃんって言った方がいい
か」
鈴仙「気味悪いわね」
「っていうか、あんたは姫を付け狙う人
間!」
「何しに来たの」
妹紅「見かけたから挨拶しただけよ」
「特に深い理由はないさ」
鈴仙「それでも、野放しにはできないな」
妹紅「まったく、私の眼中にいるのは輝夜な
んだけどな」
〜〜〜〜〜少女弾幕遊戯中〜〜〜〜〜
鈴仙「これで、姫に寄り付こうなんて懲りた
でしょう」
妹紅「やれやれ、思い込みの激しい兎ちゃん
だ事」
鈴仙「気持ち悪いって言ってるでしょ」
「私こそ、あんたなんか眼中にないわ。
とっとと、失せるのね」」
妹紅「此処が私の住処なんだから」
「失せるのは、そっちだと思うけ
ど……」
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[次面 6面 吸精女の白い月 Bamboo forest suck moon]
今回は原作キャラです。さらっと書きますので知らない人は是非。
藤原 妹紅(ふじわら の もこう)
・人間
・老いる事も死ぬ事も無い程度の能力
・長い白髪。所々リボンを結ぶ
・赤いもんぺを履いている




