二面
[2面 限りない精に知を蓄えて Eternal idiot]
<クラウンピース> 最狂の地獄の火
クラピ「こらー!」
アノン「なあに?」
クラピ「さっきからチョロチョロして、話し
かけてきて」
「五月蝿いのよ!」
アノン「まあまあ、怖い事」
クラピ「あたいの逆鱗に触れた事、死んでも
悔しがれ!」
〜〜〜〜〜少女弾幕遊戯中〜〜〜〜〜
アノン「やられたのー」
クラピ「ふふふ、どお!? どんな気持ちか
しら?」
アノン「我ながら妖精は強いなあって」
「そう思いました」
クラピ「そういえば、だけど。あんた妖精み
たいね」
アノン「ええ、博学多彩な博士精よ!」
クラピ「急に称号語られたって知らないよ」
「あたいは急ぐから、じゃね」
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<矢田寺成美> 衆生を救う魔法地蔵
アノン「おはよう? こんばんは?」
成美 「こんばんは」
アノン「こんばんは、面白い格好してるね」
成美 「衆生が崇めるべき、地蔵の格好よ」
アノン「でもアノンは妖精だから」
「自然には地蔵様も勝てないでし
ょ?」
〜〜〜〜〜少女弾幕遊戯中〜〜〜〜〜
成美 「結果、妖精は地蔵には勝てない」
「まとめ、妖精は今すぐここから去る
べし」
「このレポート要る?」
アノン「要る訳ないでしょ!」
「ていうか、弾勝負じゃアノンは弱い
んだよ「
成美 「やっぱり、強さというものは、種族
じゃあ超えれないのよ」
アノン「うう、種族の垣根を超えたい」
成美 「それにはまず、私のように垂迹する
必要があるわね」
「できるものならってところだけ
ど」
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<パチュリー・ノーレッジ> 脆弱な大魔女
パチェ「今日の夜は、満月よりも明るい」
「何故かしら」
アノン「それは、月がふたつあるからです」
パチェ「ふうん。物知りな子供だ事」
アノン「子供!? 少なくともあんたより
は………」
「…………」
パチェ「私は結構長生きよ」
アノン「負けました」
「ぐぐ、恥をかかせやがって……」
パチェ「子供ながら頑張りなさい」
〜〜〜〜〜少女弾幕遊戯中〜〜〜〜〜
アノン「負けました〜」
パチェ「お疲れ」
「久方ぶりに、体力を消耗しない戦い
だったわ」
アノン「明らかに馬鹿にされてるけど、勝て
ない〜」
パチェ「安心なさい、私はもう行くわ」
「そこら辺の弱小妖怪なら、勝てるわ
よ、たぶん」
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<鈴仙・U・イナバ> 波を揺らす妖兎
アノン「止まりなさい!」
鈴仙 「ええ、なによ」
アノン「このアノンの素晴らしき話を聞けな
いというの!」
鈴仙 「聞けないというのよ」
アノン「これは罰を執行しないとね!?」
鈴仙 「どうして、顔が嬉々としてるのかし
ら」
アノン「地に堕ちた玉兎よ! 此処の清さを
思い知れ!」
〜〜〜〜〜少女弾幕遊戯中〜〜〜〜〜
鈴仙 「あー弱い弱い。よかったわー」
アノン「極楽極楽みたいに言わないで〜」
鈴仙 「よく知ってたわね、私が玉兎って」
アノン「アノン、知識に関しては天才よ」
鈴仙 「つまり、それ以外は」
「だから弱かったのねー」
アノン「ねえ、もうどっか行ってよ」
「どんどん惨めになってく」
鈴仙 「はいはい、私もちょうど急いでたん
で。達者でね」
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[次面 [3面 幽かに色づく八百万神 God of Autumn, Snow Maiden]
<オリキャラ説明>
アノン
・大妖精
・遅らせる程度の能力
・白と桃色を基調にした格好。桃色の髪を両顳顬辺りで丸く括っている