始動
午後の高校が終わった後。
「竜崎さん、こんにちは」と事務所のドアを開ける。
「おー、今日は早めなワトソン君」と本を机に置きドアの方を見て言った。
「その、ワトソン君って竜崎さんシャーロットホームズ好きなんですか?」と椅子にカバンを置きながら言った。
「そう僕はホームズが大好きなんだよね〜、これ見て」と本棚を指差した。
「え!すげー初代から特別版まである」と本棚に食いつく翔。
「どうだ、頑張って揃えたんだよね」と腕を腰に置き踏ん反り返っている。
「まぁ、ホームズはこれぐらいにして本題に入ろう」と本題に入る。
「今日は何するんですか?」
「君のお父さんが関わってはいけない事件に関わったのは間違いない」と竜崎の言った事に翔が聞き返した。
「関わっていけない事件てなんですかね?」
「だいたい相場は決まっているんだ」と竜崎は言った。
「例えば、政治家の横領とかヤクザと有名議員の麻薬とかアメリカのギャングとヤクザの密会とか、小説とかに出てくる感じかな」と具体例を出す。
「じゃあ、親父はそう言う事件に巻き込まれた」
「まぁ、そう言う事だろうな」と竜崎が腕を組んで言った。
「取り敢えず、警察署に行って資料を見せて貰おう」と支度をする竜崎。
「竜崎さん警察と親密なんですか?」
「まぁ、昔警察だね」と少し暗くなった。
「俺の事はいいよ、君のお父さんの仇を取ろう」
《こうして俺達の復讐が始まる》




