表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

第一話・天才科学者『愛流』ちゃんの性的な好奇心が暴走!男の子のアソコってどんな形をしているの?

「はぁはぁはぁ……これでいいんだよね……時間を止めたから、好きな男の子に何をしてもいいんだよね」


 袖が少しだけ長い白衣コートを着た、将来マッドサイエンティストを目指す。

 小学高学年の愛流ちゃんは、時間を止めた教室で、好きな男の子……生贄くんを前にして興奮しています。

「はぁはぁはぁ……実験成功、時間停止」


 スマホサイズの時間停止装着で、こっそりと自分しか動いていない世界を作り出した愛流ちゃんは、好意を寄せている男の子に抱きついて、男の子の唇を奪います。

「んぁんッ……生贄(なまにえ)くんのファーストキス……奪っちゃった……んぁんん」


 愛流ちゃんは、好きな男の子の唇を奪った後に……家から持ってきたエッチな医学書を広げて、男の子の股間と医学書のページを何度も見比べました。

「これは、確認しなければ……この医学書に描かれている図解と、男の子の体に違いがあるのかを」

 愛流ちゃんは「これは科学の発展のための観察で……決していやらしい気持ちでの観察ではない」と呟きながら。

 ドキドキする胸を押さえて、まず時間を止めた男の子の後方に回りました。

 

 さすがの愛流ちゃんも、正面から男の子のベルトを緩めて、男の子のズボンを下げるのは乙女心が躊躇(ちゅうちょ)したからでした。

(やっぱり、いきなりは心の準備が……まずは、お尻の方から)

 愛流ちゃんは、男の子の後から手を回して、大好き男の子のベルトをカチャカチャと緩めると。

 手探りで男の子のファスナーを下げて、そのままゆっくりと男の子のズボンを下降させました。


 ズボンを下げたのと同時に、男の子のパンツも一緒に脱げてしまい。

 男の子の可愛らしいお尻が、丸見えになりました。

「わおっ! 可愛いお尻」

 愛流ちゃんは、変態おじさんになった気分で、男の子のお尻を観察します。

 触ってみたい衝動を必死に抑えた愛流ちゃんは、いよいよ本来の目的に移ります。


「見てみなければ……前に回って確認しなければ」

 両目を閉じた愛流ちゃんは、生贄くんの前方に回り込みます。


 好きな男の子の前に立った愛流ちゃんの、乙女の心臓はもうドキッドキッです。

「これは、科学的な好奇心なんだから……小さい頃、銭湯で見た生贄くんの局部がどうなっているのか、確認するだけなんだから」


 愛流ちゃんは、薄目を開けます。

 自分を見つめている生贄くんの顔が見えました。

 思いきって両目を開けた、愛流ちゃんの視線が下降します。


 そこに、愛流ちゃんが見たかったモノがありました。

「わおっ! アゲハ蝶の幼虫⁉ 昔、銭湯で見た時と形が違っている? これって成長するたびに、変形ロボットみたいに形が変わるの?」


 愛流ちゃんの手が男の子の、オチ○チンに伸びていきます。

(はぁはぁはぁ……直接、触って確認しなければ科学の発展のために)

 愛流ちゃんは、時間が止まった世界だから、何をしてもいいんだよね……と、自分に言い聞かせながら。

 アゲハ蝶の幼虫に向かって伸ばしていた、手を止めました。


 愛流ちゃんの目に、アゲハ蝶の幼虫に付いていた、黒い糸クズに気がつきました。

「こんなところに糸クズが?」


 愛流ちゃんは、糸クズを取ってあげようと引っ張りました。

 糸クズから、プチッと言う音が聞こえました。

「糸クズじゃなかった! 毛だった? 生贄くんごめん」


  ◇◇◇◇◇◇


 時間が動き出した教室で、愛流ちゃんは一人、にやけています。

(でへへへッ、有意義な時間だった)


 数分前まで時間が止まっていたコトに気づいていない、クラスメイトたちは休憩時間の雑談をしたりしています。

 時間が動いた時に、半ケツ状態だった生贄くんは、クラスの女性に笑われて恥ずかしさのあまり、早退してしまいました。


(生贄くん、女子にお尻を半分見られて、トラウマになっていないといいんだけれど)

 愛流ちゃんは机の中から、別の製作途中の機械を取り出して眺めます。


(今度は、この製作途中の〝操り装置〟を生贄くんに試してみよう……ワクワクしてきた)

 未来のマッドサイエンティストは、大好きな生贄くんを完全に発明品の、実験モルモットとして見ているようでした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ