第一話・天才科学者『愛流』ちゃんの性的な好奇心が暴走!男の子のアソコってどんな形をしているの?
「はぁはぁはぁ……これでいいんだよね……時間を止めたから、好きな男の子に何をしてもいいんだよね」
袖が少しだけ長い白衣コートを着た、将来マッドサイエンティストを目指す。
小学高学年の愛流ちゃんは、時間を止めた教室で、好きな男の子……生贄くんを前にして興奮しています。
「はぁはぁはぁ……実験成功、時間停止」
スマホサイズの時間停止装着で、こっそりと自分しか動いていない世界を作り出した愛流ちゃんは、好意を寄せている男の子に抱きついて、男の子の唇を奪います。
「んぁんッ……生贄くんのファーストキス……奪っちゃった……んぁんん」
愛流ちゃんは、好きな男の子の唇を奪った後に……家から持ってきたエッチな医学書を広げて、男の子の股間と医学書のページを何度も見比べました。
「これは、確認しなければ……この医学書に描かれている図解と、男の子の体に違いがあるのかを」
愛流ちゃんは「これは科学の発展のための観察で……決していやらしい気持ちでの観察ではない」と呟きながら。
ドキドキする胸を押さえて、まず時間を止めた男の子の後方に回りました。
さすがの愛流ちゃんも、正面から男の子のベルトを緩めて、男の子のズボンを下げるのは乙女心が躊躇したからでした。
(やっぱり、いきなりは心の準備が……まずは、お尻の方から)
愛流ちゃんは、男の子の後から手を回して、大好き男の子のベルトをカチャカチャと緩めると。
手探りで男の子のファスナーを下げて、そのままゆっくりと男の子のズボンを下降させました。
ズボンを下げたのと同時に、男の子のパンツも一緒に脱げてしまい。
男の子の可愛らしいお尻が、丸見えになりました。
「わおっ! 可愛いお尻」
愛流ちゃんは、変態おじさんになった気分で、男の子のお尻を観察します。
触ってみたい衝動を必死に抑えた愛流ちゃんは、いよいよ本来の目的に移ります。
「見てみなければ……前に回って確認しなければ」
両目を閉じた愛流ちゃんは、生贄くんの前方に回り込みます。
好きな男の子の前に立った愛流ちゃんの、乙女の心臓はもうドキッドキッです。
「これは、科学的な好奇心なんだから……小さい頃、銭湯で見た生贄くんの局部がどうなっているのか、確認するだけなんだから」
愛流ちゃんは、薄目を開けます。
自分を見つめている生贄くんの顔が見えました。
思いきって両目を開けた、愛流ちゃんの視線が下降します。
そこに、愛流ちゃんが見たかったモノがありました。
「わおっ! アゲハ蝶の幼虫⁉ 昔、銭湯で見た時と形が違っている? これって成長するたびに、変形ロボットみたいに形が変わるの?」
愛流ちゃんの手が男の子の、オチ○チンに伸びていきます。
(はぁはぁはぁ……直接、触って確認しなければ科学の発展のために)
愛流ちゃんは、時間が止まった世界だから、何をしてもいいんだよね……と、自分に言い聞かせながら。
アゲハ蝶の幼虫に向かって伸ばしていた、手を止めました。
愛流ちゃんの目に、アゲハ蝶の幼虫に付いていた、黒い糸クズに気がつきました。
「こんなところに糸クズが?」
愛流ちゃんは、糸クズを取ってあげようと引っ張りました。
糸クズから、プチッと言う音が聞こえました。
「糸クズじゃなかった! 毛だった? 生贄くんごめん」
◇◇◇◇◇◇
時間が動き出した教室で、愛流ちゃんは一人、にやけています。
(でへへへッ、有意義な時間だった)
数分前まで時間が止まっていたコトに気づいていない、クラスメイトたちは休憩時間の雑談をしたりしています。
時間が動いた時に、半ケツ状態だった生贄くんは、クラスの女性に笑われて恥ずかしさのあまり、早退してしまいました。
(生贄くん、女子にお尻を半分見られて、トラウマになっていないといいんだけれど)
愛流ちゃんは机の中から、別の製作途中の機械を取り出して眺めます。
(今度は、この製作途中の〝操り装置〟を生贄くんに試してみよう……ワクワクしてきた)
未来のマッドサイエンティストは、大好きな生贄くんを完全に発明品の、実験モルモットとして見ているようでした。