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  作者: Zero
2/2

ふわふわふわり

※作中の場所の雰囲気等は本作内のみのものであり、実際に存在していた場合などであったとしても無関係となります。

ある春の日、とある大木に残っていた一輪の桜の花があった。

あるときふわりと風が吹き、最後の一輪の桜は空高く飛びたった。


ふわふわふわり、風に流され旅をする。

いつしかどこかの町が見えてきた。

高い建物や低い建物。いろんな高さの建物がある。


ふわふわふわり、風に流され旅をする。

今度はどこかの村が見えてきた。

赤やオレンジ、青や黄色などいろんな色の屋根がある。

とても明るくて楽しそうな村だった。


その後も、ふわふわふわりと風に流され旅をした。

どこかの町の学校の上や、とある村の教会の上。

他にもいろんなところを風に流され旅をした。


そんなあるとき、ふわふわふわり風にのり、一輪の桜は段々空から降りてきた。そこには一人の小さな女の子が立っていた。

桜に気づき手を広げると、まるで吸い寄せられるかのように、ふわふわふわりと桜は少女の手の中に降りていった。

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