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  作者: Zero
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今年も明るく

僕には春になると、毎年必ず見に行く桜の大木がある。満開宣言が行われた少し後に見に行くのだ。

だが今年は、他の用事で忙しくて見に行くのが遅くなってしまった。用事が落ち着いたのは、もうほとんどが散ってしまっただろうと思われる時期だった。

僕は正直なところ、『桜の花はもうないかもしれないな』とは思いながらも、予定が空いた日に見に行った。


着いてみると、もう既に緑色だった。

だが、その中に一輪だけ最後の桜が咲いていた。緑の中に、小さく桜色のあかりを灯していたのだ。


そんな時、ふわりと風が吹いた。

最後の一輪の桜は、その風にのり空高くへと飛んでいった。


僕の目の前の大木は、もう緑一色となってしまった。

だが、その大木に咲く青葉の若々しさにより、なんだか明るく前向きになることが出来た。

偶にはこんなタイミングで見に来るのも良いかもしれないと思ったのだった。

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