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【詩集】Shangri-La

海へ還る

作者: 野鶴善明


 もしも命が

 海からやってきて

 海へ還るものなら

 祈りを深くして

 あなたを想いたい


 あなたが還った

 海の果ての遠い島

 魂のふるさと

 あなたはそこで

 元気でしょうか


 潮騒に心をゆだね

 水平線を見つめます

 きらめく春の海

 沖ゆく貨物船

 悲しみは悲しみとして

 この胸に抱きしめて


 愛された日々の

 思い出があるから

 もう少しは

 生きてゆけそうです

 いつかあなたに

 再び巡り会う時を

 心待ちにしながら


 もしも命が

 海からやってきて

 海へ還るものなら

 祈りを深くして

 あなたを想いたい


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