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〜序章〜少年時代④こんな日ってある?重臣達との出会い

今…日は…

…頑張…った…。

2…本目…。

「遊びに行ってくる!」

2日ぶりに外に出て犬千代と遊ぼうとしたら門の前に同じ歳ぐらいの子供が5人と大人が1人いた。

「誰だ?お前らは?」

俺がそう聞くと、大人が前に出て

「私は村井貞勝といいます。吉法師様が心配なので森満、佐々内蔵助、滝川久助、金森五郎八可近、池田勝三郎、丹羽万千代の5人を連れて行ってください。」

「ああ。わかった。村井といったか?俺の側近になってくれないか。」

「は?いきなりどうしましたか?吉法師様?」

「もう少し仲間が欲しいと思っていたところでお前は5人も連れてきてくれた。これからも俺の良き理解者としてそばにいて欲しいと思ったからだ。それにお前は頭が良さそうだから俺が家督を継いだ時の内政を担当して欲しいと思ってな。無理か?」

「はあ。私をそこまで高く買ってくださるとは。そういうことなら承知いたしました。この貞勝、吉法師様のために全力を尽くしていきたいと思います!」

「では帰ってきたら俺が父上に伝えておく。それじゃあ行ってくる。お前らいくぞ!」

「「「「「「おう!」」」」」」

「行ってらっしゃいませ吉法師様。」

…よっしゃ〜!まさかこんなところで村井貞勝と会うことができるとは。しかもノリで側近にできたし。これで将来も安泰なのでは?俺ってついてるな。それに将来の忠臣達も勢揃いとは嬉しいな。ここで信頼されるように頑張らないとな。

「さてじゃあお前ら!俺を兄だと思って接することを許す!まずは俺がいいというまで走れ!」

「おう!」

…さて今日は楽しい日になりそうだ。


昼下がり

茶屋を出て小さな川にいく途中釣具屋店にて


「おっちゃーん。釣り具売ってくんね?」

「?こないだ売ってやったばかりじゃねぇか。もう壊したのか?」

そう言いながら釣具屋のおっちゃんは出てくると、

「なるほど。そういうことか。任せとけ!五本だな。あとは餌もおまけにやる。今日はよく釣れるぞ。」

「ありがとう。おっちゃん。」

「今帰りました!」

「おう!お帰り日吉丸!」

…ん?日吉丸?それって確か…秀吉だよな?え?待って俺今日で運使い果たしちゃうのかな?え?おかしいでしょ。こんなところで秀吉と会えるとか嬉しすぎんだけど。

「よっしゃー!」

「どうしました?吉法師様?」

「あ。いやなんでもない。」

「ところでおじさんこの方達は?」

「ああ。こいつらは未来のこの土地の大名様だよ。うつけ者だけどな。」

「えっそうなの?でもなんでうつけ者?」

「だって未来の大名なのに毎日遊びまわってんだからな。天下の大うつけだよまったく。」

ハァとため息をつきながら釣具屋のおっちゃんは言った。

「うつけは余計だよ。ったく。ところでおっちゃん日吉丸はいつまで雇うんだ?」

「今日までだが?」

「それはちょうどいい。日吉丸。今日から俺の家臣になれ!」

「やった!じゃなくて承知いたしました。吉法師様。」

「そういうのはいい。俺のことは兄だと思って接してくれ。」

「っ!ありがとうございます!」

「ああ。俺の家臣は今のところこいつら6人と城に4人いる。お前で11人目だな。これからよろしく頼むぞ。日吉丸!」

「はい!」

「あーあまたうつけ軍団が増えちまったよ。」

「はっはっは。まあいいじゃねえかおっちゃん。そんじゃまたな。またそのうちくるからな!」

「あいよ。じゃあまたな!坊主!」

「それじゃいくぞ!」

「おう!」

その後も楽しく遊んでいたせいでその間に街でうつけ軍団ができたという噂が広まったことは8人は知る由もなかった。


夕暮れ時

「そろそろ帰るぞ!お前ら走れ!」

「おう!」

「日吉丸もなかなか速いな!」

「ありがとうございます!」

「ああ。それじゃここから競争だ!いくぞ!」

「おう!」


「ただいま!」

「おかえりなさい!お兄様!」

「おー 市!ただいま!」

「また増えたのね」

「ぎくっ。あ、ああ。そ、それじゃまた後でな!俺は父上のところに行ってくる!そいつらを俺の部屋に連れて行ってやってくれ!それじゃ!」

「はぁ。まったく人使いが荒いんだから。それじゃあついてきて。」

「はい!」

そうして俺は父上のところに会いに行った。

ここまでくると気持ち悪くなってくるほどのすごい出会いですが、次回から少し内政を深掘りしていくことにしようと思っていますので、これからもよろしくお願いします。ですが水木と期末試験がある関係で金曜まで投稿できません。金曜は頑張ってたくさん投稿するので許してください。ぺこり。

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