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両親へのプレゼント  作者: しらとり あきら
7/15

梨奈からの予約のキャンセル


  8月2日の夜、私が夜勤の時に梨奈から連絡が入った。



  私は確認の電話でも入ったのかと思いながら、受話器をとると、



  「こんばんは、小池です。先日はありがとうございました。あと、申し上げにくいのですが、せっかく予約を入れていただきましたが、今回はキャンセルをしていただけないでしょうか?」と少し辛い声で梨奈は言った。


  「ご両親に何か急な用事でもできたのですか?」と私が聞くと、



  「いえ...」と言った後、少し沈黙があり、



「実は、昨日父が再入院をしてしまって、いつ退院できるのか、わからないのです。以前から身体の具合が悪かったものですから」と梨奈は言った。



  「わかりました。では、今回は残念ですが、キャンセルをしておきますね。お大事になさってください」と私は言い、それ以上のことは言及しなかった。



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