表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
両親へのプレゼント  作者: しらとり あきら
2/15

京都クイーンズホテル

「でも、ご両親のためにそのようなプレゼントをされるなんて感心しますね」

  と私が言うと、


 「ありがとうございます。実は、数ヶ月前に、テレビで関西のホテルの特集番組をたまたま家族で見ていて、一度でいいからこんなところに泊まってみたいねと、父が母に話していたのを聞いていたからなのです。そのホテルが、ここの京都クイーンズホテルだったのです。ただ、恥ずかしい話ですが、こちらの宿泊料金のことも調べずに来てしまいました。先ほど、こちらのパンフレットに書かれている料金を調べたら、3万円からとなっていたため、ほんとうのところは、諦めようかと思っています」

 と、彼女が少し悲しそうに言った。 

 

 「ご宿泊の希望日は、いつなのですか?」と私が尋ねると、


 「来月の16日です。その日は、両親の結婚記念日で、ちょうど20年目になるのです」

  と彼女は明るく言うと、


 「8月16日ですか?」

  と私は念のため彼女に確認をした。



  彼女に確認をした理由は、8月16日とは、京都では有名な『大文字の送り火』がある日で、


  その日は、すでに数ヶ月前から満室になっていることを私は知っていたためだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ