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いきあたりばったりな物語  作者: 液状生命体
2/2

第一話

設定考えるの面倒くさす( ´•ω•)

「あ~暇だなー とてつもなく暇だなー」


「なーにが暇かっていったらすべてが暇だなー」


「学校行くのもダルいし、面白いゲームも見つからんし、かなり前からハマっているネット小説も最近はおもんねー作品で溢れていやがる」


そんなことを呟きながら彼はいつものように昼食を買う為、コンビニへと向かう


「あ~正直生きる意味ってあんのかなぁ?だって人間みたいな宇宙とかと比べたらめちゃくちゃちっさい存在が一生懸命生きたところで、宇宙になんか影響あるんか、ないやろって話」


「別に努力するのは嫌いじゃないんだけども、人間何をやるにも限界があるって考えるとやる気もわかねぇ」


どこか上の空で歩く彼は、赤信号の横断歩道を渡っていることに気付かない


「あ~あ~、暇だな〜、そしてこの自分なんていなくても世界は回っていく、世界は自分をあまり必要としていないっていう感じの絶望感がヤバイよー気が狂いそうだなー」


「うん?」






















...あれ?

何だこれ?何処だここ?どうなってんの俺?

体の感覚がないし...なんか真っ暗な空間の中で意識だけが浮いてるような感じ...


これはアレか?夢か?俗にいう明晰夢ってやつなのか?初めて体験したわ


...あれ、って事はさっきまでコンビニに行こうと道を歩いてたのも夢なのか?


まあそういうのはどうでもいい、暗闇がマジで怖い、早く夢からさめてほしい...



「いやぁごめんごめん、ちょっと長く放置し過ぎちゃった」


...誰だよこいつ


「ああ名乗っていなかったね、私は編集者、世界を編集する者だよ」


そういって目の前に居る白髪の男は自身の名であろう言葉を発した


編集者...何その5秒で決めました感のある名前は…センスねぇなぁ、いやここは俺の夢の中だから、俺にネーミングセンスがないことになるのか?


「センスがないかぁ フフ」


っていうか聞こえてんの?さっきから心の中で思ってるだけなんだけど


「全部聴こえてるよ」



えっマジで? さっきセンスがないって言ってすんませんした


「気にしてないから大丈夫だよ、実際5秒くらいで決めた名前だしね」


マジで5秒で決めた名前なのかよ


「さてそろそろ茶番は終えて本題に入ろう?」


あっはい


「君を異世界に転生させたいっていう話なんだけど」


えっ......えっ?


つまりドユコト?


「君はトラックに轢かれて死んだ、僕は君を異世界転生させたい」


ハショリスギテナンテイッテルノカワカンネェ


やっぱ夢だな、ハヤクオキロー


「夢じゃないよ フフ」


いやいや夢に決まってんじゃん


「少しグダグダしてきたから強引に決めるよ...拒否権はないからね」


拒否権はない、とか脅しかな?


「君が転生するのはバリッバリのファンタジーの世界、魔法もあるし、魔物や魔王もいるよ」


ふむふむふむ


「他は自分で確かめてね、」


ふむふむふむふむ...情報少なすぎね?


「じゃあもう少し、結構面白い世界だよ」


それ情報じゃねぇだろ...


「あんまりネタバレしても面白くないからね、ああそれと君には転生する前にラノベで言うチート能力を授けようと思うんだ」


「1つ目は、【ステータス】表示能力 ゲームみたいにステータスが見れる能力だよ。ステータスって言えば開くから有効活用してね」


「2つ目は、【ルリカ】君達の世界で言う音声認識アシスタントみたいなものだよ」

「勝手に起動したり、心の中を読んできたり、してくるけど気にしないでね」


おっおう、わかった、わかったけど...



「ごめんね、これ以上グダグダさせるわけにはいかないから、もう転生させちゃう」

「困った事があれば【ルリカ】に聞けば大体分かるから、じゃあね」


「マジもんの異世界転生かよ.........ここ何処だよ。」

更新を...止めるんじゃねぇぞ...

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