ドイツの古代~中世~近世~現代までをザックリ語ります。
皆様、今回はドイツの歴史を語ります。
ドイツの歴史
古代から中世を語りましょう。
ドイツ人と言えば、ゲルマン民族。
故に、ローマ帝国と戦い、またローマ帝国に傭兵として雇われたり、反乱を起こしたりしました。
そんな彼等ですが、なんと言うか、十字軍と言うのが有りましたね。
聖地巡礼を目指す、修道士達&商人達を護衛するため、修道士自身が武装したりしました。
そんな中、幾つもの騎士団が結成されました。
ですが、同じキリスト教徒である筈のドイツ人だけは差別されて入れませんでした。
何故かはよく知りませんが、きっと野蛮なゲルマン人と言う見方を、ラテン系のイタリア人やフランス人はしていたのかも知れないですね。
ですので、ドイツ人は民間の野戦病院を武装化させました。
それが、ドイツ騎士団、通称チュートン騎士団です。
この騎士団は、医療団体として現在も残っています。
さて、チュートン騎士団はエルサレムにて、イスラム勢力と戦いましたが。
彼等は、ポーランド・リトアニアへ攻め込む事が有りました。
その理由は、彼等がキリスト教徒ではなかったからです。
当時のポーランドとリトアニアは土着の宗教を信仰していたので、キリスト教の敵でした。
第二次世界大戦で、何故ナチスが残虐だったのか。
ここに答えが有ります。
ナチスが悪いのではなく、ドイツと言う民族、いえ、他の国もそうですが・・・。
まあ、古代~中世~近世~現代と、ドイツは残虐な殺戮を繰り返して来たのです。
古代は、ゲルマン民族として、ローマを蹂躙して神聖ローマを作ります。
中世は、チュートン騎士団として、エルサレムやリトアニアで暴虐の限りを尽くす。
近世~現代では、第一次大戦前にアフリカでの黒人虐殺。
第二次世界大戦では、ナチスの虐殺。
ドイツと言う国は、まあ中世からですが、異教徒を人間と見なさず殺す。
アフリカでは、トロータと言う将軍が黒人を虐殺する。
トロータの発言と言うか、記述によると、彼の言葉はナチス的な思想であり、ナチス以前からドイツ人が他人種を見下していた事が分かります。
イギリスやフランスも同様ですが。
これ等の宗教感・思想感から来る他民族に対する憎悪の感情が、第二次世界大戦のユダヤ人や東欧地域における虐殺を引き起こしました。
私は不思議だったのです。
大戦初期、戦況がこちらに有利に傾いている頃、何故彼等は東欧諸国で兵力を募らなかったのか。
何故、フリーデンタール駆逐戦隊やアインザッツクルッペン等のおぞましい虐殺部隊が居たのか。
普通ならば、食料や医薬品を分けて、民心を傾かせれば良いのに。
しかし、これをやったのは二人だけ。
ナチス武装親衛隊・指揮官オットー・オーレンベルク、金髪の野獣と言われたナチス幹部のハイドリヒ。
ハイドリヒは恐らく、部下であるオットー・オーレンベルクの真似をしただけでしょうが。
オーレンベルクは、優しい虐殺者と言われ、ユダヤ人に対する扱いは酷かったものの現地人には寛大に接したために、現地人がナチスに協力的でした。
これを真似した、ハイドリヒはとある地域で反対者を残虐に処刑したり、現地人を懐柔する事を立案しました。
これ以外には、中期~後期~末期に掛けて、ナチスは現地人を懐柔して兵力の増強に努めます。
が、時既に遅し、現地人をパルチザンとして虐殺しまくったナチスは民心を得られず破れました。
チュートン騎士団、トロータ、オーレンベルク。
この辺りは、YouTubeのアルノと言う方のゆっくり動画を見ればより、詳しく分かります。
ドイツと言う国は、中世はリトアニア人、近世はアフリカ人、第二次世界大戦はユダヤ人・スラブ人を。
では、現代は?。
現代は、自国民です。
現代のドイツ。
ナチスを否定した彼等は、ナチス以前のドイツにすら否定的になり、そのせいで現代を生きるドイツ人は差別されています。
ヨーロッパ人、ユダヤ人、ドイツの上流階級である左翼からです。
かつて、世界中に植民地を持っていたイギリス。
今でも、西アフリカ地域に影響力を持つフランス。
イギリスには、英連邦諸国が。
フランスには、旧植民地が。
それぞれ、有ります。
しかし、ドイツには何もない。
そこで、彼等が手に入れた植民地が有りました。
それは、東側の体制が崩壊した東ドイツです。
東ドイツの女性は、裕福な西ドイツの男性と結婚したり、働いたりします。
一方、東ドイツの男性ですが、東側には仕事がなく、西ドイツに出稼ぎに行けども、トルコ系の移民や難民に仕事を奪われるか、或いは低賃金重労働で働くしかないのです。
東ドイツはこうして、西ドイツの植民地にされたのです。
虐殺こそないのですが、これは間接的な虐殺と言えなくもないです。
何故なら、どのみち東側の人間は破滅するしかないからです。
東ドイツでは、ナチスの責任感情はなく、自分達は共産主義で解放者だったと言う事を教えられていたそうです。
西ドイツでは、裕福な左翼が多いので、共産主義や多文化主義は素晴らしいと考える人が多いのです。
故に東側はネオナチ、西側は左翼。
あの国は、内戦になっても可笑しくはないですね。
上手く纏める事と上手く語れませんでしたが、次回は、ドイツの軍備を語ります。




