弓と銃まとめ
今回は前回書ききれなかった弓と銃の利点を語りたいと思います。
弓は現代では銃の中々、所持・購入出来ない、地域または国で合法的に所持する事が出来る遠距離武器であり、更には銃よりも故障は少なく構造が簡易であり、整備が楽なのです。
物にも依りますが、滑車の付いたコンパウンドボウ、弓道の和弓、通常の丸木弓では使い勝手が違うので、一概にこうだとは言えませんが。
更には核攻撃から身を守る為の防空壕には人数制限が有り、制限人数を超えると弓で射ち殺してしまうそうです。
何処の国の防空壕かは知りませんが、弓で射ち殺す理由は何度でも矢を回収すれば、銃と違って矢を放つ事が出来るからだそうです。
銃は、現代でも、そうですが集団で撃つと音により敵に圧力を仕掛けられるのです。
どう言う事かと申しますと、現代戦では汎用機関銃、分隊支援火器、アサルトライフル、バトルライフル等を装備した兵士同士が敵に銃弾を連射して圧力を掛けて身動きが取れない様にします。
中世では、銃の音により馬が驚き落馬する騎兵が居たり、銃の射撃音を聞いた兵士達が次は自分が撃たれるかも知れないと考え、分厚い遮蔽物の裏に隠れたりしました。
つまり銃には相手を威圧する効果が有るのです。
因みに第一次大戦~~現代では、サブマシンガンやアサルトライフルを装備した兵士が、塹壕や建物の裏に隠れて味方が銃を撃って敵を釘付けにしている隙に、密かに敵に接近して奇襲を仕掛ける事が多々あります。
第一次大戦ならば、スコップやメイスが、現代ならナイフで敵を暗殺する事も有りますが、中世だと大剣を構えた兵士が一度銃を撃ち終わった敵兵士に斬りかかったそうです。
次弾を装填するのに時間が掛かった当時の銃兵達へと、勢い良く駆け出した大剣を構えた兵士は敵陣まっただ中で、大剣を闇雲に振るうと簡単に敵を混乱に陥れ蹴散らせたそうです。
後、前回も語りましたが細かく説明しますと銃は弓と違い、矢包に容れた矢よりも弾丸を多く持ち運ぶ事が出来たのです、長く嵩張る矢と違い、弾丸は丸く小さいので沢山携帯出来たのです。
今回は短いですが、これまで。




