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婆さんから聞いた話

ホピ族の話は一旦お休みにして、また話を纏めたら載せたいと思います。


さて・・・今回は短いですがホラーです。



私の地元はかつて日本一の日照量の少ない町を記録した北海道の寂れた田舎の港町で、場所は詳しくは言えませんが、


かつて『サキタの沢』と呼ばれた場所の話に成ります。



その場所は町から外れた山のまた山の中に有り、婆さんのお父さん・・つまりは私のひい祖父さんが友人に頼まれて、


その場所で冬の間、山仕事を請け負う事に成りました、そして仕事の当日に成ると、ひい祖父さんはサキタの沢に向かい仕事用に建てられた小屋で一晩過ごす事に成りました。



ですがその場所・・・サキタの沢には有る噂が有りまして、それはかつてサキタの沢には朝鮮人の親子が四人で住んでいて、


その家族の双子の子供達が、学校に歩いて通う途中に雪崩に巻き込まれてしまい、命を落としてしまうと言う痛ましい事故が有りました、その後に両親は何処かへと引っ越して行ったそうです。


かなり昔の話なのですから、日本に沢山の朝鮮人の方が来ていましたし、学校に通うのに非常に遠い距離を山越え、谷越え、歩いていたのは、


お祖父さんや、お婆さんに聞けば本当の事だよ、と分かるでしょう。



そして、それ以来サキタの沢では奇妙な声が聞こえると言うのです、それは子供の声の様な無気味な声が聞こえて来ると山仕事に訪れる人々が言うのです。



そして山仕事の当日、私のひい祖父さんは夜に小屋の中に居ると外から奇妙な声が聞こえて来たそうです、それはまるで子供が、


『おぉ~~いっ、おぉ~~いっ』



と叫んでいるような声なのか、


また吹き荒ぶ(すさぶ)風の音なのか、


分からない音が聞こえて来まして朝に成ると堪らず、逃げ出す様に山を下りて仕事を頼んだ友人にやっぱり無理だと仕事を断ったそうです。



今は誰もそこまで入る人は居らず、また沢までの道や入り口も草に覆われ入れない様に成っていて行く事が出来ません。



かく言う私も正確な場所は分からないのです。



今回は以上です。







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