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BFVを超えた駄作、コール・オブ・デューティ・ヴァンガード。

BFVを超えた駄作、コール・オブ・デューティ・ヴァンガード。



 《1》 黒人隊長。



 まず、何よりも違和感があるのは、黒人隊長と言う馬鹿らしい存在です。


 アメリカ軍で、白人と黒人が同じ部隊に配属されたのは、ベトナム戦争からです。



 それまでは、黒人兵士は物資運搬など、後方勤務を任されていました。


 当時、黒人だけの部隊&日系人部隊など、アメリカ軍は人種で部隊が別れていました。



 しかし、黒人部隊の活躍は映画化されています。


 セントアンナの奇跡と言う。



 内容は、黒人部隊員が命懸けで、ユダヤ人少年を救う話です。


 この話自体は、フィクションですが、黒人部隊は実際に戦場で活躍しています。



 また、ナヴァロンの嵐では、黒人兵士が登場します。


 彼は、脱走兵に偽装して、ドイツ占領地域に潜入する特殊部隊を、本物の脱走兵と勘違いします。


 そして、潜入作戦に参加する事となりました。



 日本軍潜水艦が、ハリウッドを目指すコメディ映画、1941にも黒人兵士が登場します。


 戦車兵の一人として、登場してました。



 このように、黒人兵を第二次世界大戦物で、出すなら後方勤務要員にするべきです。


 または、黒人だけで構成された部隊を出すとか。



 後方勤務要員なら、ナチスの奇襲部隊が連合軍基地に逆襲してくる。


 そして、黒人兵士が機関銃やライフル銃で活躍する。


 こうすれば、リアリティーが出るでしょう。



 現代を舞台にした映画では、黒人隊長や黒人上司が登場します。


 ベトナム戦争以降、公民権運動や兵士たちの活躍により、黒人は地位が向上しました。


 その結果、黒人隊長や黒人上司などが現実でも存在する訳です。



 しかし、第二次世界大戦では間違いです。



 《2》 ソ連軍女性の参加。



 作中には、ソ連軍の女性兵士が登場します。



 これは、現実でも、ソ連軍は女性兵士に狙撃銃を持たせました。


 また、フード付きの迷彩服を着せて、ドイツ軍と戦わせています。


 ドイツ軍将校や護衛兵との戦い、壁を昇るパルクール要素は素晴らしかったです。



 しかし、ソ連軍はアメリカ軍&イギリス軍に協力したがらなかったんですね。


 ある程度、軍の情報は共有していましたが、それでも余り協力的では有りませんでした。



 これは、資本主義と共産主義で、対立していたからです。



 ドイツ軍に捕らえられた、連合軍兵士が、収容所から脱出する映画が有りました。


 大脱走か、別の映画かは分かりません。



 これには、ソ連軍兵士も収容されているので、アメリカ兵やイギリス兵にも協力的でした。



 とまあ、女性狙撃兵はともかく、連合軍特殊部隊に、ソ連軍が関わっているのは無いですね。


 東南アジアでは、抗日パルチザンなどが、イギリス軍に支援を受けてましたが。



 また、過去のコール・オブ・デューティ作品でも女性狙撃兵は登場してますね。



 《3》 ナチス将校を小馬鹿にしている。



 ナチスの下士官が登場しますが、ひ弱で眼鏡をかけた小男として描かれます。


 また、上司に逆らえないと言う。



 ハリウッド、おきまりのナチスを馬鹿にする描写ですね。



 もう、これは飽々してますよ。


 この点は、ナチスを盲信する兵士&タイガー1を指揮する車長を描いたBFVより劣ります。



 《4》 日本軍の銃器が間違っている。

 


 これが、本作で最大のマイナスポイントですね。



 BFでは、イタリア軍がフランス軍の軽機関銃を持っていたりと。


 銃器や兵器の設定は、元から、いい加減でした。



 さらに、九七式車載重機関銃を歩兵用として、登場させるなどとか。


 本来なら、九六式軽機関銃・九九式軽機関銃のどちらかが歩兵用として登場します。



 しかし、本作では、十一年式軽機関銃&百式機関短銃は登場します。


 ですが、何故かMP44を日本兵が持っているんですね。


 この他、ベッカー散弾銃を日本兵が持つとか、これはネタにされましたが。



 銃器解説は、日本軍の方で書いているから、ここまでにしますが。



 BFの感覚で作ったか知らんけど、日本軍がドイツ製・銃器を使用する。


 これのせいで、本作は駄作に成り下がりました。



 まあ、総評すると。



 ポリコレ優先で、第二次世界大戦の作品を作り上げた事で、ダメになったんですな。



 あと、開発陣は第二次世界大戦物は飽きられていると語ってました。


 しかし、実際はポリコレだから嫌われただけです。



 以下の記事でも確認できます。


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