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共産主義政権下のハンガリー&ユーゴスラビア&ハリウッド映画

⭕️ ハンガリー、ユーゴスラビア。 



 前回、フランスの話で最後に、スペインと映画を語りましたよね。



 さて、次は共産圏のハンガリー&ユーゴスラビアを語りましょう。



 ハンガリーは、ハンガリー動乱と呼ばれる政府に対する抗議運動が行われました。


 また、当時はワルシャワ条約機構に属していので、ソ連軍が進駐してました。



 そして、ハンガリー動乱時には、ソ連軍が市民に対する虐殺を行いました。



 この結果、ハンガリーは社会主義を掲げながら、独自路線へと突き進みます。


 また、資本主義でありながら、フィンランドはソ連を影響化に置かれました。



 つまり、この二国は政治思想が違うにも関わらず、反対側に着いたんですね。



 まあ、フィンランドは中立地域として、ソ連に西側製品を輸出して、大儲けしましたが。



 対するハンガリーでは、アメリカと付き合うようになり、映画の撮影も行われました。


 戦後のハンガリーでは、ドイツ軍の兵器や武器が残っていたため、映画用に使用できたからです。



 このため、ハンガリーは社会主義国でしたが、比較的に経済は裕福でした。




 次は、ユーゴスラビアを語ります。



 第二次世界大戦中、ドイツ軍による占領を受けた、同国。


 その結果、国内には、ドイツ軍が進駐します。



 また、これは少し説明しづらいのですが。



 ユーゴスラビア王国降伏後、三つの組織が出来上がりました。



 ユーゴスラビア王国軍残党のチェトニック。

 ユーゴスラビア共産党のパルチザン。

 クロアチアのウスタシャ。



 この内、チェトニックは反共主義で、パルチザンとは対立していました。



 しかも、山岳地帯が多いのに、山岳戦を展開せず、平地で戦いを挑む。


 規律が悪くて、住民の支持を失い、強力なドイツ軍とは戦えない。


 そして、傀儡国のクロアチアが率いるウスタシャとばかり戦っていました。



 また、上記に書いた通り、本来は対枢軸で協調するべき、パルチザンとも戦闘を行っていました。



 そして、対して枢軸国に攻撃せず、逆に戦時中後半からは同盟を組む有り様でした。


 このチェトニックですが。


 彼等は、戦中にクロアチア人やムスリムを、ナチスですら問題視するほど虐殺しました。



 対するクロアチア人組織、ウスタシャも酷い有り様でした。


 ファシスト・イタリア&ナチス・ドイツ等と、同盟を組んだ、ウスタシャ。


 彼等は、クロアチア独立国を作ります。



 そして、セルビア人・ユダヤ人・ジプシー・反対派のクロアチア人など。


 多数を虐殺して、こちらもナチス親衛隊が問題視するほどでした。



 そして、ウスタシャVSチェトニック達は互いに戦い、虐殺を行います。



 しかし、反共である両組織は同盟を組んで、対パルチザンで戦います。



 ウスタシャ兵とチェトニック兵たちが、仲良く酒を酌み交わす写真が残ってます。


 だが、それでも互いの占領地では、散発的な戦闘が続きました。



 結局、大戦後、ユーゴスラビアの正当な国家として認められた組織は、パルチザンだけでした。


 パルチザンは、様々な人種を受け入れて、米英による支援の元、山岳戦を展開しました。



 また、チトー率いるパルチザンは、ユーゴスラビア社会主義共和国を樹立させます。


 こうして、出来た政府は様々な政策面で、ソ連と対立します。


 そして、ソ連から暗殺者が送られましたが、逆に返り討ちに合いました。



 さらに、チトーはソ連政府に、また暗殺者を送って来たら、今度はこちらからも送る。


 そう脅して、ソ連とは決別して、英米に近づきました。



 彼等は、ハンガリーと同様に、ドイツ軍の兵器や武器を持ってました。


 そして、アメリカと映画制作などを通じて、貿易を行っていました。



 とある大学生の話では、君も共産主義者にならないかいと言われたそうです。


 すると、学生は共産主義はどの国も腐敗させた。



 そう言うと、教授はチトー率いるユーゴスラビアを引き合いに出したんですね。


 ユーゴスラビアは、繁栄していたじゃないかと。



 まあ、上記に書いた通り、ソ連とは決別して、アメリカと貿易してましたからね。


 そりゃ、共産主義でも繁栄しますよ。



 また、ハンガリーのように、ユーゴスラビアは、ソ連軍が進駐できない土地でしたから。


 理由は、バルカン半島の山岳国家だからです。



 また、オーストリア・ハンガリー二重帝国のように、民族融和政策を行いました。



 映画や貿易では、西側諸国と提携して、国内では国中にモニュメントを建設しました。


 これは、共産主義の公共事業で作られた物で、民族に関係なく国民に利潤をもたらしました。



 また、映画の聖地やモニュメントを見に、西側から観光客も呼べたでしょう。



 このモニュメントは、未来的な宇宙船みたいな物とか。


 ポケモンのコイルみたいな物が存在します。



 しかし、チトーの死後ユーゴスラビアは分裂します。



 こうして、ウスタシャ・チェトニック、または後継者を自認する組織が復活してしまいます。



 ユーゴスラビア紛争と後に呼ばれる、この戦いでは、凄惨な虐殺が行われました。



 東西の武器が使用され、国家は複数に分裂しました。


 現在も、チェトニック・ウスタシャ等は組織が残っています。


 また、欧州の火種とならないように、警戒もされています。



 エネミー・ライン。

 ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!。

 ノー・マンズ・ランド。


 ~~等々の映画が有名ですね。



 私が見た作品は、第二次世界大戦とユーゴ内戦を扱った映画でした。


 だが、名前が思い出せません。



 声優は、一人だけ有名な方が居て、既に亡くなりましたが。


 ワンピースのインペルダウンで登場する、ハンニャバルを演じた方です。



 第二次世界大戦編では、ムスリム兵士が味方ですが。


 現代編では、ムスリム兵士は敵勢力として、登場すると言う。


 確か、山が舞台の映画でしたね。



 殺害した兵士の死体に、小学生時代は友人だったが、今では敵同士だ。


 映画内に登場した兵士が、そう言っていた台詞が印象的でしたね。



 そして、日本の外国を旅する土曜日にやっていた番組ですが。


 それでは、酒場とレストランを兼ねた店を紹介してました。



 店長は、昔は敵だったが今では従業員だと言って、仕事仲間を紹介してました。



 まあ、今でも火種は残っていますが、欧州が仲介して、領土問題などは大分解決したそうです。


 例えば、領土として⭕️⭕️国だが、●●国の選挙権は持てるとか。


 さらに、欧州連合は国境を解放したため、域内を自由に移動できます。


 また、道路整備なども進んだためですが。



 現在は、ユーゴスラビア&オーストリア・ハンガリー時代と同じく、民族融和を達成できた。


 そう言えるでしょう。



 因みに、ユーゴ内戦以降も、度重なる紛争により、セルビアは疲弊しました。


 そのため、セルビアはロシアに接近しているとも。


 しかし、現在はウクライナで戦争になっていますが、欧州・ロシアのどっちつかずの状態だとか。



 また、イギリスと北アイルランドも現在は良好な関係だとか。


 一般市民は………ですが。



 かつては、北アイルランド独立を掲げるテロ組織と、イギリス軍は衝突しました。


 また、アイルランド軍とイギリス軍も衝突しました。



 しかし、民間交流が活発になった現代は、比較的に両国関係は安定しています。


 イギリス・アイルランドは、ともに欧州連合に加盟してましたから。



 イギリスは、後に離脱しましたが。



 ⭐️ 007のピアース・ブロスナン。



   因みに、ピアース・ブロスナンは、イギリス人ではなく、アイルランド人です。



   また、現在は歳を取り、水戸黄門みたいな顔に成りましたが。


   ネトフリの映画で、悪役を引き受け、ジャッキー・チェンと共演を果たしました。

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