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イギリス&アメリカ視点のフランスと映画 3

⭕️ フランス、映画には出ない、ハンガリー、ユーゴスラビア。 




 第二次世界大戦後、フランスは宿敵ドイツ&オーストリアと手を結びます。



 これは、何故かと言うと、フランスは他国が力を着けた事を注視していたからです。



 イギリスは、第二次世界大戦中に植民地諸国が独立します。


 また、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド等も、英連邦として独立しました。


 まあ、連邦ですし、国家元首はイギリス国王ですからね。


 一応、影響力は保持しています。



 少し前なら女王が皇帝として、即位していましたね。



 フランスも、北アフリカなど旧植民地は、今でも影響力を保持しています。


 なので、フランス軍の旧式兵器や武器などが、これら旧植民地諸国では活用されてます。



 また、イギリス・フランスは双方とも、海外領土を保有しています。



 しかし、戦後の世界は米ソ冷戦と呼ばれる時代に突入します。


 冷戦とは、直接的に大国同士が戦争に国力を総動員する熱戦に対してですが。


 双方とも、小国を局地戦の舞台とする代理戦争を意味する言葉として使用されました。


 現在でも、米中新冷戦と言う言葉で使われますね。


 

 米ソは、核兵器や強大な軍事力を保有していたため、直接対決を避けたんですね。


 この悪影響を受けた国が、現在までテロ紛争を戦い続けています。


 また、イスラム教を主軸とするアラブ諸国やインドなど。


 米ソ、どちらにも属さない第三世界と言われる勢力が登場しました。


 資本主義・共産主義ではなく、中立や宗教を軸とする国家ですね。



 こう言った変化の中で、フランスはドイツと同盟を結んだ訳です。



 凡ヨーロッパ主義者で、反ナチスの日系オーストリア人カレルギー氏が存在しました。


 他、反ナチスの勢力が、戦後オーストリアには極少数ながら存在しました。



 こうして、フランスは、カレルギー氏が提唱する凡ヨーロッパ主義運動へと進みます。



 また、第一次世界大戦後と同じく、対ソビエトでは、フランスや欧州諸国はドイツを必要とします。


 こうして、フランス&ドイツ主導のECと言われる欧州連合が誕生します。


 欧州連合には、ヨーロッパ各国が参加して、EUとなりました。



 また、アメリカ主導の反共産主義・連合軍、NATO=北大西洋条約機構にも参加します。


 対する、ソ連も衛星国とともに、WATO=ワルシャワ条約機構を結成します。



 この頃、ドイツは西ドイツ・東ドイツに別れていました。


 なので、ドイツもフランスによる支援を必要としていた訳ですね。



 英連邦、アメリカ、ソ連、第三世界~~など。



 世界中の勢力に対抗するため、フランスは外交面で独自路線を貫きます。



 ドイツを挟んで位置しているため、ソ連と貿易を行う。


 欧州連合に参加しているのに、戦闘機の共同開発で、空母艦載機は作らないと決まると離脱する。


 また、イギリス&アメリカだげが、核兵器を独占している事からNATOからも離脱しました。


 また、後に艦載機を独自開発します。



 フランスは、アフリカ・太平洋・南米などに海外領土や旧植民地を保有してます。


 だから、艦載機を必要としたのでした。



 また、ダッソー社のミラージュと、アメリカ製・F16は宿敵となります。


 開発された時、F16の方が軽戦闘機としては性能が高かった。


 当時、NATO軍の正式採用では、上記理由により敗北します。



 しかし、その後に起きた、ギリシャ・トルコによる紛争では活躍します。



 ギリシャ軍ミラージュが、トルコ軍F16Dを格闘戦の末に撃墜しました。


 また、F16売却を拒否された、台湾にミラージュや艦艇を売り込む。


 さらに、中国に兵器部品を輸出する。



 フォークランド紛争ですが。


 この戦争では、イギリスと対立した、アルゼンチンに対艦ミサイル・エグゾゼを売却します。



 イラクでは、兵器を輸出して油田を押さえてましたが、アメリカに奪われます。


 この時、フランス製・自走砲が、アメリカ軍エイブラムス戦車を破壊しています。



 こう言った、イギリスやアメリカと対立する独自の外交政策により、フランスは孤立化します。

 

 しかし、欧州連合の共同統治者として、現在もドイツとともき、フランスは君臨しています。


 また、旧植民地の北アフリカでは、黒人国家で、フランス系白人が大統領に就任するなど。



 大国としての地位を確立しています。



 米、英、露、中、仏~~と、国連=連合軍では、常任理事国にして、核兵器も保有してますし。



 しかし、イギリスと提携するアメリカは、フランスを良く思ってません。


 イギリスもですが、事あるごとに対立するフランスを両国とも警戒してます。


 また、過去の戦争で、フランスが負け続けた事から侮蔑しています。



 ゆえに、昔のアメリカ映画などでは、フランス語版が作られませんでした。



 北京の55日と言う作品があります。



 この作品自体、語りたいんですが、時間がね。



 まあ、この作品は。



 英語。

 ドイツ語。

 イタリア語。

 日本語。

 スペイン語。



 それぞれ、各国で使われる言語の歌が存在します。


 ロシア・中国などは、当時だと共産主義で対立していたから歌詞は作られてません。


 また、フランスはソ連と外交があり、独自の政策を行っていたため、歌詞は作られませんでした。



 スペイン語版が作られたのは、撮影セットをスペイン軍が用意したからです。


 1937年のスペイン内戦で勝利した独裁者フランシスコ・フランコ。


 彼は、映画が大好きだったので、ハリウッド映画に兵士や機材を無償提供しました。


 また、ハリウッドでは、俳優から撮影スタッフが組合を作ったため、人件費が高騰しました。



 その事で、ハリウッド映画は外国で作られる事が多くなります。


 当時の名残で、スペインがハリウッド映画では、舞台として今でも登場します。



 イギリスでも、ドラキュラの撮影では、セットは同じで、俳優をスペイン人に代えて撮影したとか。


 理由は、字幕や吹き替えするよりも、この方が速いからです。


 アメリカ・イギリスは、スペイン語版を作ったのは、もう一つ理由があります。


 それは、スペイン語圏に売り込むためでした。


 スペインは、メキシコや南米を植民地にしていました。


 同じような言語を使用するポルトガルは、ブラジルを植民地にしていました。



 つまり、映画の利益を得るために、スペイン語版を作ったと。



 ⭐️ ベルリンの連合軍兵士。



   アメリカ人の小説家は、こう記してます。



   ベルリンを占領した連合軍の中で、素行が悪い各国兵士を順番に並べると。



   ソ連、フランス、イギリス、アメリカの順番だったと。



   ソ連はともかく、フランスやイギリスの兵士で、素行が悪い理由は、外人部隊だったからかと。


   

   フランスやイギリスは、外人部隊以外にも植民地から兵士を徴集しました。


   ゆえに、上記のような形となった訳ですね。



   また、あるドイツ人女性の話だと。



   当時、アメリカ黒人が家に来たから驚いたが、彼はチョコレートをくれたとか。


   このように、アメリカ人が一番素行が良かったと言う話は本当でしょう。


   そりゃ、中には悪いことをした兵士も存在したでしょうが。



   まあ、フランスを解放した、アメリカ軍でしたが。



   占領していたドイツ軍より素行が悪かったため、フランス人には嫌われていました。


   理由は、アメリカ人は所構わず人妻であろうと、軟派で口説くからです。



   そして、時には⭕️⭕️も。



   この辺りは、戦後日本でも見られました。



  ⭐️ スペイン舞台の映画。



    吸血鬼ドラキュラの撮影セットで、使用された教会ですが。


    ジャッキー・チェンが、秘密組織に潜入して、麻薬で洗脳された女性四人と戦う作品でも使われました。



    スペインでは、今でも地方で、映画を作ることに補助金を提供しているとか。

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