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イギリス視点のフランスと映画 1

 ⭕️ フランス、映画には出ない、ハンガリー、ユーゴスラビア。 



 イギリス視点で歴史を語る。



 フランスは、何故アメリカの映画やゲームで馬鹿にされるのか。



 コール・オブ・デューティ3。

 コール・オブ・デューティ・モダン・ウォーフェア3。

 メダル・オブ・オナー・ヨーロッパ強襲。


 上記を除いて、昔のハリウッド映画では、フランスが雑魚ザコとして扱われました。



 コール・オブ・デューティ3。



 この作品では、イギリス軍・空挺特殊部隊SASとともに、レジスタンスが活躍します。



 コール・オブ・デューティ・モダン・ウォーフェア3。


 この作品では、フランス国家憲兵隊、GIGNジジンが主人公たちを支援します。



 メダル・オブ・オナー・ヨーロッパ強襲。



 過去作の主人公マノンと言う工作員が、仲間として登場します。



 しかし、これ以前のフランス軍やフランス国家は、アメリカでは冷遇されました。


 フランスは、イギリスと敵対していました。



 イギリスの戦略と政略は、対ドイツ・対フランスです。



 ドイツが強い時には、フランスに味方する。

 フランスが強い時には、ドイツに味方する。



 今のイギリスを統治する王族&貴族も、古くは血筋を遡ると、フランスへと、たどり着きます。



 イギリス・フランスですが。



 アフリカ・アジア・中東・南北アメリカと植民地を巡って、対立している時代も。


 この時、ドイツは外交力を駆使して、敵対していた、フランスに資金援助を行いました。


 また、イギリスとも貿易で仲良くしました。



 これは、植民地獲得競争で、両国を疲弊させる政略でした。



 そして、イギリスは大陸でナポレオンが強くなると、対仏同盟でドイツに味方します。


 ヨーロッパの戦争では、アメリカ大陸を巡って、フランスとイギリスは植民地でも戦争を行います。


 その時、双方ともインディアン達を味方に着けました。



 また、アメリカ独立戦争が始まります。



 この戦争は、イギリスVSアメリカ+フランス支援と言う形で成りました。



 これで、現在のイギリスが防衛した領土が、カナダとなります。


 そして、アメリカは独立政府が作られます。



 その後、南北でも、フランスVSイギリスで双方が支援に着きました。



 さらに後、日本の戊辰戦争が始まります。



 旧幕府軍側には、フランスが支援に着きました。

 新政府軍側には、イギリスが支援に着きました。


 このように、双方が裏方支援に回ったんですね。


 また、南北戦争時の中古武器が流れてきたとも。



 そして、第一次世界大戦。



 イギリスは、ドイツ軍により、奇襲をベルギー側から仕掛けられた、フランスを支援します。


 しかし、戦後処理を巡って対立します。



 イギリス王族は、ドイツと親戚に成ります。


 それに、民族自決権を理由に、フランスは中央同盟国に対して、苛烈な制裁を決議します。



 戦時中、ドイツの科学者たちは狂った計算をします。


 それは、ブタに餌を与えるより、ブタ自体を食べれば良いとか。


 穀物も、食べればカロリー計算で同じだけ栄養が得られるとか。


 科学肥料に使う薬品を、砲弾や銃弾の火薬にしろと。



 ドイツ軍が、戦争は早期終結すると予想しましたが、それよりも長引いてしまいます。


 結果、ドイツ国内では、飢餓やスペイン風邪の流行が蔓延します。


 そして、皇帝と左派による会談と、アメリカの説得で、ドイツは降伏しました。



 しかし、戦後甚大な被害を受けた、フランスは宿敵ドイツを敵視します。



 ドイツには、払いきれない程、多大な賠償金と領土割譲を要求します。


 もう一つのドイツ、オーストリア・ハンガリーには、国家自体を解体させます。



 このドイツに対する報復で、アメリカは流石に、やりすぎだと非難します。



 イギリスは餓死者まで出ているのに、これ以上制裁を化す事は認められない。


 そう言って、ブチ切れて辞職する大臣も存在しました。


 また、オーストリア・ハンガリー帝国も、解体する事に、イギリスは意義を唱えました。



 オーストリア・ハンガリー二重帝国は、神聖ローマ帝国かは別れた、ドイツの兄弟国です。


 国内は、様々な民族が暮らしていました。


 フランスは彼等に独立を迫り、イギリスは帝国の維持を望みました。



 オーストリア・ハンガリー帝国もまた、フランスの宿敵でした。


 しかし、この帝国は、騎兵が強い時代は国軍も強力でした。


 様々な民族は、言語が違えど、女帝がサーベルを掲げれば、騎兵隊としては纏まったからです。


 

 第一次世界大戦中は、様々な民族からなる軍隊は弱く、また中央政府も強権政治は行わなかったと。


 第一次世界大戦前には、皇帝の意思により、各領土を独立させて、連邦を作る構想も存在しました。


 もちろん、二重帝国と同様に、自らが皇帝となったり、皇族を王位には着かせたでしょうが。



 このため、イギリスは帝国解体を拒否します。



 ドイツを通じて、オーストリア・ハンガリー皇族はイギリスと親戚になります。


 また、国内の過激な民族主義者同士が対立すると、余計な火種となりかね無かったからです。



 それに、あるイギリス人は、二重帝国をヨーロッパ民族が、団結する理想的な国家と評しました。


 これを壊すのは、勿体ないとも。



 しかも、1918年には、協商国エンテンテから、ロシア帝国が脱落しました。


 ロシア内戦が始まり、共産主義者と政府支持者の戦いが始まります。


 そこで、イギリスは旧中央同盟国の軍隊を必要としました。


 なので、ドイツ&オーストリア・ハンガリー帝国を必要とした訳です。



 イギリスですが。



 バルカン半島を巡る戦いでは、イギリスは南下するロシアとともに、バルカン諸国を支援します。


 ですが、逆に露土戦争では、ロシアが強くなると困るので、トルコ側を支援しました。


 この時、連射できるウィンチェスターライフルが密かに、トルコに輸入されました。



 イギリスは立場上、トルコを直接支援できなかったので、アメリカを通じて武器を供給したと。



 また、イギリスは第一次世界大戦中は、オスマン帝国と対立して、ギリシャを独立させます。


 しかし、戦後は共産主義者や民族主義者からオスマン皇族を助けました。


 これは、オーストリア・ハンガリー帝国と理由が同じだからです。


 独立主義者や共産主義者を、イギリスは牽制するため、オスマン皇族や帝国軍を支援したのです。



 また、イギリスはロシアと対立しています。



 海を渡り、世界中に植民地を得た、大英帝国。


 鉄道により、ヨーロッパからアジアまでを支配するロシア帝国。


 この二大国家による対立で、アフガン南下を目論んでいた、ロシアをイギリスは牽制します。


 それが、日露戦争でした。



 日本軍が、旅順要塞を攻略、またバルチック艦隊の壊滅、そして講和へと向かいます。


 この戦果は、世界中に伝わり、アジア人国家・日本が白人国家ロシアに勝ったと宣伝されます。



 しかし、イギリスでは通夜状態だったと。



 なぜなら、日本は捨て石であり、どちらが勝ってもイギリスには利があったからです。


 だが、同じ白人国家が負けたと言う衝撃は凄まじい精神的なダメージをイギリス人に与えました。



 ⭐️ イギリスは負けてない。



   アメリカ独立戦争で、イギリスは負けました。


   だが、イギリスではカナダを防衛して勝利したと語られる。



   現在のアメリカとイギリスが、仲良い理由。



   これは、アメリカでは、政治家&財閥が、イギリス王室や貴族と親戚だからである。



  ⭐️ イギリス派である共和党・ヨーロッパ派である民主党。



   アメリカは、上記のように、共和党・民主党で別れている。


   しかし、どちらの側もイギリスと親戚になる。


   バイデン大統領は、フランス系イギリス貴族とアイルランド系である。


   オバマ&トランプだけが、イギリス王室とは親戚に成らない。



 ⭐️ ロシアは負けてない。



   日露戦争では、ロシア国内でも日本のスパイ、明石少佐が活躍した。



   それにより、前線だけではなく、後方も混乱した。


   結果、ロシアは講和に持ち込まれた。



   これは、世界的に見れば、ロシアの敗北だが、彼等は防衛戦で講和しただけと思っている。


   また、戦後は日露の両政府は急接近している。



   これは、対アメリカを睨んでの有効関係だった。



   ロシアは、アメリカ製マキシム機関銃を使った。


   日本は、フランス製ホチキス機関銃を参考に開発した、保式機関砲を使用した。



   このため、戦後はアメリカが武器販売などで、アジア進出することを警戒した訳である。


   因みに、講和を取り持ったのは、アメリカである。



   ロシア側が戦争した、日本と仲が良かった理由は、捕虜の対偶が良かったからである。



   乃木大将&ステッセル司令官たちが、仲良く写真に写っていた。


   また、ロシア軍の士官は捕虜として、対偶は良かった。


   ステッセル司令官の戦後は処刑が決まった時、日本側が彼は奮戦したと、ロシア側に伝えた。


   結果、処刑は撤回されたらしい。




 長くなった上に、余計な話を書いたので、次回に続きます。

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