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ランボー5の感想

《5》 ベトナム戦争風の罠を仕掛けた洞窟。



 地下に仕掛けた、多数の罠は見所はあったんですがね。


 これは、本来なら中盤に見せても良かったかと。



 あと、地下洞窟の爆破シーンは酷かったですね。


 ショボいCGで、同じ爆破を四つも出して、迫力が全く無かったし。



 ランボーは、この映画では、ウィンチェスターライフルを使ってます。


 最後は弓を使ってましたね。



 これは、スタローンが西部劇のオマージュとして、本作を製作したからだと言われてます。


 農場の地下室から蓋を開いて、ウィンチェスターライフルを銃撃する場面は様になっていました。


 また、最後に使った弓はシリーズを通して使用されましたね。


 爆薬付きの矢は、弓を使うと大して飛ばず、ヘリコプターは撃ち落とせないとか。


 そう意見を何処かで見ました。


 しかし、作薬量や種類、それに当たり所によっては、軽量な爆薬を搭載した弓矢で撃墜できるかと。



 ランボーの父親はドイツ&インディアン系アメリカ人です。


 母親は、イタリア系アメリカ人です。


 だから、弓矢を使うワケです。



 まあ、四作目も予算的には不景気の時代でしたからね。


 イスラエル軍が協力して、作った三作目からすると派手さでは劣ります。


 ソ連軍役を、イスラエル軍が演じて、終盤のみアメリカで撮影されました。


 故に、滷獲された、ソ連製の攻撃ヘリや戦車などが登場したワケです。


 ⭐️ イスラエル軍は、他の映画などでも協力しました。



   イスラエルのアメリカ大使館が、アラブ系テロリストに占拠される映画。


   デルタフォース。



   全世界に、ゾンビ・ウイルスが蔓延した世界を描いた映画。


   ワールド・アット・ウォー。


   ~~等々。



 《6》 エンディングシーンの意味。



 さて、このエンディングですが、これはランボーが、次なる戦いに出かけたように見えます。



 しかし、真の意味は、ランボーが椅子に座ったまま死亡したか。


 馬に乗ったまま、死亡している可能性があります。



 椅子に座ったまま、死亡した後、ランボーが天国へと馬で行ってしまったとも考えられます。



 その理由は、腹部に負った負傷が酷く、内臓を傷つけられて失血死したかと。



 何故、こう言う風に私が考えたか。



 理由は、クリント・イーストウッド主演の映画です。


 広野の用心棒。

 夕陽のガンマン。

 続・夕陽のガンマン。



 これらの映画で、最後にイーストウッドが馬に乗って去る場面があるんですよ。


 サミュエル・L・ジャクソン主演の映画、交渉人では、色々と語られるんですが。


 交渉人ネゴシエーターである、サミュエル・L・ジャクソン演じるダニー・ローマンは無実の罪に嵌められます。



 人質を取りながら、立て籠ります。

 

 そして、同じ交渉人である、クリス・セイビアンと会話をします。


 これが、この映画では重要な結末になるんですが、ここでは語りません。



 まあ、ダニー・ローマンが言うには、イーストウッドは馬に乗って死んでいた。


 しかし、クリス・セイビアンは子供に手を降っていたから生きていると答えます。



 しかし、ダニー・ローマンは映画版と小説版では話が違うと。


 小説版では、最後に声も出さず、しかも手を振らないと語ります。


 これは、銃撃を受けた主人公が馬に乗っている時点で、既に死んでいたからだと。



 つまり、これと同じで馬に乗っている、ランボーも既に死んでいた可能性があります。



 余りにも、作品の出来が悪かったため、スタローンは不満だそうです。


 さらに、彼は今作に満足せず、6作目を製作したいと考えているとか。


 その場合、ランボーが生きていた事に成りますね。



 まあ、スタローンも歳なんで、エクスペンタブルズも引退しましたからな。


 ランボー6は、出るか分からないですね。



 《7》 ランボーは、やはり、イエス・キリスト。



 イエス・キリストは、馬小屋で生まれたと言われてます。


 つまり、貧乏酪農家の生まれだと、後世では解釈されていますが。


 ユダヤ人は遊牧民であり、馬を飼っている……つまり、財産を持っていると言う事です。


 そして、馬小屋で生まれたと言う事は、貴族や豪商の家柄だと言う意味がある訳です。



 ランボーの父親は、作中に名前しか登場しませんでした。


 トラウトマン大佐は、父親=神様的な立ち位置でしたが。


 また、実家は酪農家の農場でした。



 父親が登場しないのは、神様が姿を見せない事を意味します。


 実家が、酪農家の農場という部分も、イエスが馬小屋で生まれた事を意味しますね。


 トラウトマン大佐に代わる役として、マリア・ベルトランが登場しますが。


 これも、聖母マリアを意味しているのでしょう。


 つまり、トラウトマン大佐=神様からポリコレ的にだけでなく、宗教的にもマリア=聖母が役を奪ったと。


 ガブリエラは、死んでしまいますが、マグダラのマリアを、イエスが救えなくなるほど劣ろえた。


 ポリコレ・ファシストは、そう描かせたんですな。


 マグダラのマリアは、娼婦であり、キリストが救います。


 この娼婦と言う仕事は、単なる娼婦ではなく、神殿娼婦を意味しています。


 ですから、キリスト教やユダヤ教の人々は、彼女を穢れた存在であり、罪人と見なします。


 しかし、だからこそ、イエスは彼女を他宗教から救ったと思われます。



 そして、最後の馬に乗って、ランボーが遠くに去るシーンも、ここは天国ではなかったと語りますね。


 やはり、椅子に座ったまま腹部に受けた傷が癒えず、大空にある本当の天国へと旅だった。


 馬に乗っている理由ですが。


 カウボーイ的な要素だけではなく、馬小屋で生まれた、キリストをランボーが意味するからでしょう。

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