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ランボー2も、イエスが弟子を救う物語

 ランボー。 怒りの脱出。

 

 

 ランボー・シリーズ、一作目はベトナム帰還兵を扱った重たいテーマの映画でした。


 

 しかし、そのために興行的には成功したとは言えず、二作目は路線変更する事となりました。


 こうして、アクション味が強くなった、ランボーの二作目ですが。



 ド派手な演出により、見ごたえのある映画となりました。



 ですが、政治的・宗教的な要素も同時に含んだ作品となりました。



 刑務所で、作業中のランボーにトラウトマン大佐が会いに来ます。



 そして、彼をベトナム戦争中に捕虜として捕えられた、アメリカ兵が実はまだ大勢する。


 恩赦を与えて釈放する代わりに、極秘任務で彼等を救って欲しいと、ランボーに頼みます。

 

 

 任務内容は、戦後も捕えられている捕虜たちの写真を取り、無事帰還する事でした。


 ランボーは、大佐とともにCIA局員マードックから任務内容を話されます。


 マードックは、自身も戦争中は兵士として、戦場で師団に所属して、地獄を見たと語ります。



 しかし、それを聞いたランボーですが、後にトラウトマン大佐の前で話します。


 奴は嘘を吐いている……⭕️⭕️師団は壊滅したはずだ。


 ーーと。



 それでも、今も捕らわれ続ける捕虜のために、ランボーは航空機に乗り、ベトナムに向かいます。


 しかし、器機の故障により航空機からベトナムに降下することが不可能となりました。



 それでも、無線から聞こえるマードックの作戦中止と言う声を無視した、ランボー。


 彼は、ベトナムのジャングルへと強引に降下します。



 それから、ランボーはCIAが現地で雇った、コー・バオと落ち合います。


 二人は、ベトナム軍の収容所に近づき様子を探り、ランボーは潜入します。


 ベトナム軍の収容所に存在する捕虜を、撮影する事から救出する方法に変更しました。



 そうして、激しい戦いを繰り広げながらも、ランボーは、一人の捕虜を連れ出しました。



 しかし、ランボーを救出するはずのヘリコプターには、マードックから無線で中止命令が届きます。


 それに、トラウトマン大佐は反論するも、特殊部隊員に拳銃を突き付けられます。



 後に、司令部のテントに戻った、トラウトマン大佐はマードックに抗議します。



「前の時も味方を見捨てた」


 ーーと、それに対して、マードックは答えます。



「テレビを通じて、みすぼらしい捕虜の姿を見た人々は、政府に捕虜を解放しろと抗議する……結果、国は身代金として、捕虜一人につき何百万ドルを敵国にし払わねばならぬ」


 ーーと言って、捕虜の存在確認と言う作戦は、最初から失敗させる気だったと語ります。


 

 ◆



 1 捕虜を救出しに行く、ランボー。



 弟子を救いに来た、イエス・キリスト。



 2 後に出会う現地の女性工作員、コー・バオ。



 マグダラのマリア的な存在。



 3 トラウトマン大佐。



 ランボーを見捨てなかった神。



 4 ポドフスキー中佐と部下やベトナム兵。



 ポドフスキー中佐は、悪魔サタンの化身であります。


 スペツナズ兵も悪魔たちであり、ベトナム兵などは悪魔に魂を売った人間に見えます。



 5 CIA局員マードック。



 裏切り者のユダ&パリサイ派などを含む、キリストを迫害した様々な人々。



 6 アメリカ兵捕虜たち。



 イエス・キリストに救われる弟子や聖人たち。



 長くなったので、次回解説します。



 ⭐️ パリサイ派、ファリサイ派、パリサイ人、ファリサイ人……などと色々な呼び方がある。

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