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浮気

浮気その1

作者: 何でも有屋(有屋 春)


恋はするものじゃなくて落ちるもの

そう言ったのは誰なんだろうか


間違いではないと思うけど正しくは、恋はするものじゃなくて落ちてしまうもの、じゃないだろうか

落ちたくない相手にだって落ちるわけで、そういう時は登ろうとすればするほどずるずる“落ちてしまう”から。


僕が彼女と知り合った時、僕は彼女のことをよく知らなかったし、知りたいとも思わなかった。

顔がとても綺麗で男に好かれる接し方をマスターしている彼女にはそれが珍しかったのか、それとも悔しかったのか、よく遊びに誘われるようになり、僕は少しずつ好意を持つようになった


もう一度書いておこう、彼女はとても綺麗で男に好かれる接し方をマスターしている

まあ、そんなわけで気付けば恋に落ちていたわけだけど

その時には彼女が浮気をする人だということを知っていた

浮気するような女と付き合ってたまるか、という理性なのに本能は逆で登ろう登ろうと思うほど落ちていく

そういうわけで、僕は彼女と付き合うことになった


彼女はやはり浮気をしているみたいだし、一度だけ偶然現場も見ている。

その時、遠くにいる彼女と目があった気がしたが僕は気づかないふりをした

一つ、勘違いされそうだから言っておくけど僕はすごく彼女を愛している。

だからどんなに腹が煮えくりかえりそうになっても僕はそれを表に出さない。僕は彼女を放さない。異常といわれようと構わない。

僕が気づかないふりをしてれば全てがうまくいく

そういえばこんな言葉もあったね


恋は病気だって。



最後まで読んでいただきありがとうございます。短編しか書かないのであまり読まれないと思ってましたが読んで頂けてるみたいで励みになります。

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