オンラインゲーム3
ー世界感は神話の世界ー
ー幻想と空想と魔法が入り乱れる不思議な世界ー
「あ☆ふたり共。はじめる前に名前と大体のスペック決めなきゃ。」
母さんが、オープニングを観ながら、慌てて、そう言った。
「あ。私はもう決めてるから、大丈夫♪」
そう言って、那奈はいつの間に買っていたのか、ゲームの攻略誌を持ち出した。
「私は、この子。銀髪、灼眼、ロングで魔法メイン。水と…雷と風を操って、杖装備…名前は…ティア。」
那奈は夢みるような瞳をして、そう言った。
「私…まさか…家で、このゲームができるとは思わなかった…だから…ホント嬉しい…」
那奈は両手を組んでお祈りポーズ。しかも、うっすら涙まで、浮かべたりして…俺はなんだか、ついてゆけないンですけれど…
「じゃあ。那奈から登録ね。翔太はその間にキャラ選んで。はい。」
母さんは、そう言って、ポン。とゲーム雑誌を俺に渡す。
やっぱり強制参加じゃないかーーー
と。
一応。心の中で叫んでみる…
うん。まあ、CGは凄い。圧倒されるような綺麗な画像…でも…プレイできるかどうかは、別問題で…
「どう?翔太?キャラ決まった?」
程なくして、母さんが、そう問いかけた。
「うん。俺はこいつで…名前はリヒト。」
俺はインスピレーションを感じたキャラを当たり前のように指をさしていた。