第2話 湊斗の日常と非日常、永遠の約束
どうもSOUJIです!少しずつ寒さが増していってますね。
作者は冬生まれですけど、寒いのは嫌いですね。
皆さんはストーブなど出しましたか?この編集中は夜中なのでとっても寒いです。
話がそれましたが、それでは第2話どうぞお楽しみください!
「今日は散々だったな…」
湊斗は今日の出来事を思い返す。結局学校には遅刻した。その件でまず担任から説教、体育の時間にサッカーでボーっとしていたらボール顔面直撃弾、掃除サボってたら学級委員のメガネに怒られる…
なんだか今日はおかしい。まず今日に限って何でこんなに不幸なんだ?あの夢のせいか…?
―――――夢で自分の人生変えられてたまるかよ…
そう思い直し、今日はまっすぐ帰ろう、これ以上けがや説教くらいたくねーし。
そう思っていると――――
「湊斗、お疲れー!!!」 「ぐはっ!!」
背中に思いっきりタックルをくらわされる。向こうは抱きついてきただけなのだが…
それにしても、背骨にメシメシという音が聞こえたのは気のせいだろうか――
「あっれー、そのくらいで男子が吹っ飛ばされていいの?」
「あのな!お前の身体能力はほぼ男子なんだよ!」
「あ!言ったな!湊斗ったらすぐにいじめる!うえーん。・゜・(ノД`)・゜・。」
相変わらずなんという女子高生だろうか。高校がすぐ近くにある所で泣きまねとは――――
とりあえず、視線が痛い…
ここは謝らないと面倒なことになりそうだ…
どうする?
{謝る} {とりあえず、別の場所へ}
―――ギャルゲーじゃねえんだよ!一人ツッコミして完結。 そして作者!覚えとけよ!
俺が悪いか――
「…わかったよ、確かに俺も言い過ぎた。ごめんな。」
するとあいつは顔を上げ、満面の笑みでこう言う。
「…わかればよろしい。」
ツンデレかどSかはっきりしろよ… そんなに俺をいじめて楽しいかよ
こいつは、柏倉叶恋。俺の彼女だ。え?似合わないって?
仕方ねえだろ、告白してきたのは叶恋のほうなんだから…
俺と違ってスポーツ万能、成績も常に学年10位以内、おまけに美人だから彼女に告白する男子は山ほどいるが、なんでか知らないが叶恋のほうから俺に告白してきたのだ。いっつも思っているが、
才能のかたまりみたいなやつが、そこらへんの石ころみたいなやつを好きになったのか?
「あっ…あの…湊斗くん、実は私ね…ずっと前から好きでした。こんな私でよければ…
付き合ってください!」
この告白は今から約1年前のこと――、動揺しなかったといえば嘘になるのだが、なぜかその時俺は落ち着いていた。
―――今思ったらこいつの告白の時が一番かわいかったな。なんであの時冷静にいられたのか、そして自分はなんて返事したのか、全く覚えていない…こんなこと、叶恋に聞いたら怒るだろうか。しかし、モヤモヤするので思い切って聞いてみることにした。
「なあ、叶恋。お前が告白したときに俺なんて返したっけ?」
「えー! 忘れちゃったの?」
「ああ、なんか思い出せなくって。」
「ふーん、湊斗がそんなやつだったとはね…」
冷たい目線が俺に注がれる。
「ま、いいや。教えてあげようか?」
「マジか、ぜひ教えてくれ!」
すると叶恋は人差し指を俺の唇にそっと置いて、
「だーめ!、自分で思い出しなさい!」
「結局教えてくれないのかよ…」
そんな風に会話を交わしながら下校していく。言うのは恥ずかしいが、叶恋と一緒にいる時が1番幸せなのだ。自分が生きている意味を味わえる、この瞬間が。
夕日のオレンジの光に照らされながら―――この時が永遠に続く、そう思っていた…
もう、夕日も沈み街に街灯が灯る頃、ふいに叶恋はこんなことを言い出した。
「ねえ、湊斗。湊斗はどこにも行ったりしないよね?」
「きゅ、急に何を言い出すんだよ。」
「わからない、けど、今日の湊斗見てたらそんな気に… なんか私が置いて行かれるそんな気がしたの…」
「気のせいだろ。そんなこと――」
「だって!、今日の湊斗全然笑ってくれないじゃない…」
叶恋は涙を流していた… 恐らく初めて見る叶恋の本当の涙――――
バレていた、今日はあの少女で頭がいっぱいだったのだ。しかし―――
(今、大切なのは叶恋のほうだ―――)
俺はそっと叶恋を抱きしめる、目の前で泣いている少女を救うために…
「ごめんな。そんな心配かけさせて、でも、そんなことは俺がさせない…」
「本当…?」
「ああ、約束してやるよ。俺はお前を必ず守る―― そしてどんなときもずっと一緒にお前の隣にいてやるって。」
「…わかった。私は湊斗を信じる。だから、必ず守って、そしていつまでも私の隣にいてね。」
そして俺たちは笑いあう。お互いの幸せを、今日の思い出という記憶を忘れないために――――――
どうでしたか?
本当は叶恋は登場人物に入れる予定はなかったんですが、いれたほうが面白いということで入れてみました。
心菜は今回全く出てきませんでしたね。まあ、文字数と時間の問題です(笑)
うーん、作者もその場の思い付きで書いているので文章は下手くそですね。
後、チャンネル登録←(YOU TUBEじゃねーんだよ)
すみません間違えました。
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よろしくお願い致します。