瞬時の悟り
掲載日:2026/08/03
「結婚して下さい。ずっと好きでした。」
「あ、そう?」
……
「それはYESということですか?」
「いや、そうじゃない」
私は視界が暗黒世界の住人のように真っ暗になり
目は開いているのに何も見えなくなる。
目が開いていても何も映らず
耳が存在していても何も聞こえない。
そうか耳なし芳一とはこんな感じだったのかな。
私は耳なし芳一に襲いかかる魔物にやられた気分になり
ある種の悟りを開いた事を感じる。
不信感
人を信じないということ。
それはあまりにも人間関係においての基礎であり
そしてまた
終息と収束である事を理解したと心の自分が言ってる。




