徳
「天使様」
「なんじゃ?」
「天使様って他にもいるんですか?」
「当たり前じゃろ、一人であれをこなすのは不可能じゃからな」
「あれって何ですか?」
「この際だから教えてやろう、其方の運のなさにも関係することだしな」
「本来我みたいな天使や神様は現世を生きる者たち、つまり其方達には干渉してはいけない、だが例外もあるんじゃ、例えば死が近づいている者とかの」
「え?じゃあ俺はもうすぐ死ぬんですか?」
「違う違う、我が其方に会いに来れたのは「徳」を積んだからじゃ」
「徳?」
「そう、運気と似てるんじゃが、現世である程度徳を積むとそれに見合った見返りが与えられる、例えば勉強したからテストの点よかったとかじゃな」
「あれも天使様達が決めていたんですか?」
「どちらかというと神様の仕事じゃがまぁそうじゃな」
「話も戻すが、現世にはそんな見返りじゃ足りないほどに徳を積んでいる者がおる、その一人が其方じゃ」
「そんなに徳を積んでいたのにどうして僕には見返りがなにもなかったんですか?」
「!そ、それは…言わないでおく」(忘れてたなんて言えない)
「忘れてたとかじゃないですよね?」
「………そ、其方の徳はとんでもないくらいあってな、もう一人天使を連れてきても良いくらい溜まっていたぞ」
(忘れてたのか)「そうなんですね」
「まぁこれからは其方にもちゃんと見返りがくるようになると思うから安心しろ、さぁ早く寝るぞ」
前のサイト消えてるんで思い出しながら書いてるんですがなんか違うな~って感じてるんですよね~
まぁそんなのは置いといて、文字数少なくてすみません!読み応え無いですけどがんばって書いてるんでこれからもよろしくお願いします。