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ミーとの異世界  作者: ととろ
1/1

大切な時間を再び、、、

 「シュー・コー、シュー・コー、シュー・コー、、、、、」

人口呼吸器につながれてあと数日の命を懸命に生きている。

「死ぬ前にもう一度ミーに会いたい、、、、」「死ぬ前にもう一度ミーに会いたい、、、、」言葉には出せないが懸命に願っていた、、、


 「チョン・チョン・チョン」

うん?この起こし方はミー!?朝ごはんなの?

ふと気が付くと、はるか昔に過ごしたミーと二人の家に戻っていた。

あれ?あっごめんごめんご飯だよね。いつものように引き出しを開けてミーのご飯を、ミーのお皿に乗せてあげてた。

「会いたかったー、、、、!、???」

でもここにいるのに何でそんなこと考えていたんだろう?デジャブ?

不思議に思いながら、今日の曜日を確認した。

今日は20XX年の10月の日曜日か。今日はずーっと一緒にいようね!

不思議な気分で俺はいつもの日曜日を満喫していた。「死ぬ前に1日戻れるとしたらミーとゆっくり過ごせる日に戻りたい。ずーっとミーと居たい。」ミーのご飯を食べる背中を見ながらミーに話しかけてた。


ミーのご飯が終わって、ミーはいつものように寝床を作ってとせがんでいた。「今日はずーっと一緒なんだから、寝床じゃなくてベッドで一緒にごろごろしようよ」ミーを抱えて布団へ

「ミーは本当にかわいいねー、いい子で、優しくって、ふわふわで綿毛みたいだね」

話しかけながら一緒に寝ていた。


「お父さん、お父さん」

?話し声が聞こえる


「お父さん」???

あれ?ミーが話してる!


「お父さん、死ぬ前に私と過ごした日を選んでくれてありがとう。私もお父さんをずーっと居たかったんだよ。だからお別れした後もお父さんのそばで待ってたの。」

「どうして?」

「だってお父さん、私のほかに猫と一緒に暮らさないって言ってたから。本当にあの後ずーっと一人でいるんだもん。」

「俺にはミー以外考えられなかったんだよ。」

「ほかの猫さんたちも助けてあげたらよかったのに、、、」

「なんかミーとの思い出が薄れてしまいそうで、、、、」

「そんなお父さんだから待ってたんだ。」

「そうかーありがとう、、、じゃあこれから一緒に橋を渡ろうか、、、」

「ううん、お父さんには私と一緒に別の世界に行ってほしいの。」

「???天国ってこと」

「そうじゃなくて、異世界。お父さんあのころ一生懸命携帯で読んでたでしょ」

「あれは作り話じゃないか。現実逃避で読んでただけだよ」

「私、そのために待ってたんだ。今度はお父さんを最後まで一緒にいられるようにって」

!!!!

初めての投稿です。

続けられるかどうか、、、

読んでいただいて面白いと感じていただけたらできるだけ、最終回まで書きたいと思います


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